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通年採用の面接でアピールすべきこと。気をつけるポイントとは?

今回は通年採用の面接でアピールしたほうがいいこと、気を付けなければいけないことについて、私の考えを述べてみたいと思います。

ほかの採用面接と通年採用の面接はここが違うという点を、私なりの視点からお話ししますので、興味のある方はぜひ読んでみてください。

面接試験の合否はどう決まる?

面接とは、いかに面接官と考えや意見が合意するか、もしくは面接官の望む人間であるか、の観点でほぼ9割方決まってしまうと思っています。私の経験上、面接試験の合否は、面接をした直後に決まってしまうことが多いと見ています。

なぜなら、その場で応募者を見ていない、話していない人間が合否を決めることは難しいからです。

おそらく、面接官にかなり大きな合否の決定権を与えられていると思って間違いないのではないかと思っています。

そのため、短い面接時間の中で、目の前の面接官に、いかに自分のアピールポイントを伝えるかが肝心です。

面接でアピールする点

まず、結論から申し上げます。

ひとつは、常識的な態度であること。

もうひとつは、今まで過去の自分を振り返っていちばん力を入れてきたことは何かという点を毅然と伝えること。

ポイントは、この2つだと思います。

当然、面接の態度はとても重要です。例えば、座っていいと言われていないのに勝手に着席してしまう、質問されたことと異なる回答をしてしまう、その辺は十分注意するべきところだと思います。

私の経験上、面接官は比較的謙虚で誠実さが表れてる人間に好意を寄せる傾向があるように思えました。ですので、多少緊張している姿を見せるのも悪くないことだと思います。緊張してる姿はとても誠実さが伝わるからです。

実は私も、面接試験の時は体が震え、途中で声が出なくなってしまうほど緊張しました。しかし、緊張しながらも必死で答えようとする姿は面接官にはマイナスには写らず、逆に誠実な人・真面目な人というプラスの面で捉えてもらえたようです。

面接試験の質問にはこう答える

ここからは、肝心な「面接官からの質問」です。新卒ならば大学時代に打ち込んだことなどを聞かれるケースが多いでしょう。しかしここでは、通年採用の場合の例をご紹介したいと思います。

通年採用の場合は、当然のことながら今現在勤務している会社があるということです。それを前提に面談は進んでいきます。まず面接官からは今の会社に入社した動機を聞かれると思います。

地元で働きたかったから、通勤が楽だから、この仕事がしたかったから....理由はいろいろあるとは思いますが、やりたい仕事を絡めた回答の仕方がいいかと思います。

つまり「〇〇の仕事をやりたかったから今の会社を選んだ」という回答の仕方になると思います。

ただ、そこでもうひとつの質問を覚悟しなければなりません。それは、なぜやりたい仕事に就けたのに辞めたいのか?ということです。

要するに、最初の前向きな回答が逆に諸刃の剣になりかねないということです。そのため、あらかじめ以下の2つに対する回答を用意しておく必要があります。

・現在勤めている会社に入社した動機
・なぜその会社を辞めたいのか

もちろん、会社を辞めたい理由も、自らのステップアップのためなど前向きな内容であるのがベストです。
もし人間関係が原因などと回答をすると、面接官としてはこちらの人間性を不安視するかもしれません。

即戦力・ジョブ型を意識する

現代においては、ジョブ型という働き方が注目されつつあります。会社側は、自分たちが求める人材にマッチしている人物かどうか、面接を通して見極めたいわけです。

ですから、入社した会社の仕事が、自分の経験や職歴といかに共通点があるかという点も重要なポイントだと思います。やってきたことが似ていれば即戦力になるからです。

当然のことながら、面接官側も、応募者はある程度自分が担うことになる仕事について調べてきているはずだという認識のもとで質問してくるため、受けようとしている会社の仕事内容について事前のリサーチは不可欠です。

また、現在の仕事とあまりにもかけ離れている職に就こうとする場合、面接官としては正直なところ採用を迷うのではないかと思います。
実績がないと、任せたい仕事に対してどのくらいの力量があるのか、面接だけでは見極めづらいからです。

そのため、即戦力とジョブ型を意識して面接に挑むのが望ましいと思います。

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続きは次回に詳しくご紹介したいと思います。本日も最後までお読み頂きましてありがとうございます。

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