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【DIY】ベンチイスのクッションを張り替えてみました

おはようございます。
自立に向けてとにかく手を動かしたいとっとです。

今回はわが家のダイニングで使っているベンチのクッションを張り替えてみましたので、シェアさせていただきます。


やぶれたベンチクッション

このベンチ、たしか今の家に住み始めたころにIKEAかどこかで購入したもので、使いはじめて8年ほどになります。

ご飯のときには長男(小2)と長女(4才)がここに並んですわります。

最近はどちらがどこに座るか、よくモメるベンチです。

張り替え前のベンチ

このように、気づいた頃にはクッション部分が破れていました。

そこに最近、わたしがコーヒーをこぼしたのを良い機会とおもい、自分でクッション部分を張り替えてみることにしました。



材料

購入した材料はこちら。

・フェイクレザー(3,300円)
・ウレタンフォーム(918円)
・チップウレタン(2,400円)
計6,618円

※7,000円もあれば新しいベンチが買えるかもしれないなんて、まったく気づいていません。それよりも、自分でクッション張り替えられるようになることに意義があります。この記事を書き始めて、そう自分に言い聞かせています。


各材料のサイズ感は、実際に張りかえる際に必要となる以下のサイズ感を考慮して、それ以上の大きさのものを購入しました。

・フェイクレザー(一番外側の層に使用)
 座面の板のサイズより全周囲20cm程度以上広め

・ウレタンフォーム(外から二番目の層に使用)
 座面の板のサイズより全周囲5cm程度広め

・チップウレタン(外から三番目の層に使用)
 座面の板のサイズより全周囲5mm程度広め

材料購入時のサイズ感の目安



道具

今回つかった道具はこちらです。

DIYは回数を増やさないと、道具代で逆に高くつきますよね。



座面をバラします

ベンチをひっくりかえすとこんな感じ。

なにやらネジ穴が複数あります。

そこにネジがあれば、当然プラスドライバで外していきます。

すると、座面の板が外れました。

座面の板をひっくり返すとこんな感じ。



クッション生地を板からはずします

カッターをつかい、躊躇なくクッション生地を剥がしていきます。

生地を剥がしおわると、おもて面にこぼしたコーヒーのしみが。

なかの生地はこんな構成でした。

最外層にレザー生地、つぎに薄いウレタン、次に1cm厚ほどのクッション生地です。

ふかふかとはおもってませんでしたが、意外と薄い構成だなとおどろきです。

外した生地は、折りたたんで捨てます。
(折りたたまなくてもいいです)

裏面はこんな感じで、とりあえずカッターで切り取れたところ以外の部分がのこっています。

黒い不織布もカッターで剥ぎ取ります。

すると、カッターでは除去できない、タッカー(ホッチキス)で厳重に留められた部分だけが残りました。



ここからが大変です。

このホッチキスの針をひとつずつすべて取り除いていきます。

わたしはマイナスドライバーを差し込み、ドライバのおしりをプライヤーなどで叩きこんでホッチキスの針を浮かしていきました。

手のちからだけでグリグリやっても浮いてきますが、かなり疲れます

注意点としては、ドライバはなるべく寝かせて入れることです。
立たせて入れると板がけずれてしまいます。(下ネタではありません)


浮いたホッチキスは、プライヤやペンチでつかんでぐりぐり引っ張ると外れます。

このとき、なかには針が途中でプツンと切れてしまい、板の中にのこっちゃうものも出てくると思いますが、気にせず進めます。

すべてのホッチキスが外れたら、板の中にのこった針を指でさわって探しながら、見つけ次第かなづちで叩きこみます。

見つけたら叩きます。

板を割らないように注意します。



新しい生地を準備します

YouTubeなども参考にしましたが、やはり最初に見た生地構成のように、外側からレザー→ウレタン→チップウレタン、といった3層構造が基本のようです。

そこで改めて今回わたしが購入した材料はこちらになります。

左から順に、最外層となるフェイクレザー、次がウレタンフォーム(黒)、次がチップウレタン(クッション)です。

長女(4才)が喜ぶかとおもい、レザーはうすいピンクにしました。


それぞれの材料を板のサイズに合わせて以下のように加工します。

・フェイクレザー
 座面の板のサイズより全周囲20cm程度以上広め

・ウレタンフォーム
 座面の板のサイズより全周囲5cm程度広め

・チップウレタン:座面の板のサイズより全周囲5mm程度広め

加工はカッターを使いました。

チップウレタンは3cmも厚みがあるので、断面は結構ぼろぼろとなってしまいましたが、気にしません。



準備した生地を板に張ります

まずは最外層のレザーを裏返して敷きます。

購入したレザーはかなり大きめのもので、折りたたみジワができていますが気にしません。板にはる際に引き伸ばして留めますので、完成後はそれほど気にならない程度になりました。

次にウレタンフォームを敷きます。

その上にチップウレタンを敷きます。

最後に板をおきます。


そしたら板の上に乗り、周囲に出ているレザーの生地をひっぱりながら、タッカーで板に留めていきます。

あまり板のフチぎりぎりではなく、余裕をもって内側に留めます。
タッカーはぐっと板に押し付けて留めるようにします。

わたしはまず、4辺を先に互い違にとめていきました。



角のところは座面にしわが残らないよう、やはり裏側にひっぱりながらとめていきます。

わたしの場合は、角のまんなかのしわを広げてまずとめ、

両側に分散されたしわをまたそれぞれ広げてとめ、

なんとなくうまいことしわが分散するように、

留めていきました。


留め終わったところです。

そしたら、あまったレザーをカッターで切り取ります。

完成です。

本当は裏側の板が見えている部分に不織布を貼るのですが、購入し忘れたのでとりあえずこれで組み立てることにします。

ひっくり返すとこんな感じ。

角っこもまぁまぁな仕上がりです。



板をベンチの足に固定します

張り替え終わった座面をうらがえして置き、その上にベンチの足をひっくりかえして置きます。

あとは、バラした時と逆にネジを留めて完成です。


厚み3cmのチップウレタンが入った、もふもふベンチの出来上がり。



まとめ

いかがだったでしょうか。

やはりDIYなので、やってみていくつか大変だなとおもう点はありました。

・古いクッション材を取り除くのは面倒でしたし、
・新しいレザーをひっぱりながら板にとめるのはつかれますし、
・特に角のしわをなんとなく良さげにするのは少し難しかったですし、

でも、これまたひとつ自分のスキル(?)があがったと思います。

ベンチの構造が分かり、クッション部分の材料と張り方がわかりました。

世の中にはこれを仕事にしている人もいるわけで、その大変さもわかりました。


まだ子どもたちには見せていませんが、長女がレザーの色を気に入ってくれるか気になります。

40のオッサンから見ても結構かわいい色だとおもうので、気に入りすぎて長男とまたケンカするかもしれません。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!





ほかにもDIYしたことをまとめていますので、もしよろしければこちらも覗いてやってください!


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