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会社を辞めることを辞めてみた

仕事に悩む27歳

4年大を卒業し、この春で社会人も5年目。
コロナが流行りだした頃ちょくちょく行っていたオンライン飲みは、実際に顔を合わせて飲むことの代替になることはなく(なんなら同じ空間で飲むことの価値の方が高く)流行り事のようになくなっていったが、感染者が減ると「我慢していた分!」と会いたい人に会うようになる。(嬉しいことだ!)

そうやって久々に会うと、一人暮らし始める!彼氏ができた!フリーになった!もうすぐ結婚する!なんて話もある中、圧倒的に多いのが「実は転職した!/転職するか検討してるんだよね」でだった。

多様化する働き方と考え方

これは確実にコロナで変わったことだと思う。
テレワーク出来る仕事とできない仕事、テレワーク化出来るのにしない会社もあれば出来てたのに戻す会社、テレワークが向いていると知った人と向いていないと知った人…
ヤフーは「無制限リモートワーク」とか言い出すし、日立は「最低勤務時間撤廃」なんて場所だけじゃなくて時間の使い方まで自由になった。

今まで一般的だった「会社に行って定められた時間に働く」ということが変わったのだ。コロナがなければ「満員電車はいやだ!」と思っても「好きな場所で働きたい」と思っても、逃れる選択肢が自分の中になかったと思う。しかし今は違う。ただでさえ年齢的にいろいろ人生を考えるこのタイミングに、いろんな生き方が可能だということがあらわになってしまった。

そうだ、転職しよう。

そうこうしているところで去年、ずっと無視し続けていた「自分にこの仕事は向いていない」という気持ちが限界を迎えた。なんなら職種が向いていないだけではなく業種が向いていないと思い始めてしまった。
これは転職しないと自分の人生の時間ももったいないし、迷惑をかけてしまう…そう思って転職活動を始めた。自己分析する中で、もっと向いていることがあるとも思った。

ただ、”もっと向いてること””やりたいと思うこと”は、自分の求める働き方が出来ないことであった。そもそも、今の会社は大企業の子会社で、制度に恵まれている部分もたくさんあって、それを捨てるのは惜しいかなという気持ちもあった。

職種 / 業界 / 企業 考えきれてる?

転職サイトを見ていると、この企業に/業種に所属したいと思う会社の内勤の募集があった。そこで自分の頭の中に「内勤」という選択肢が全くなかったことに気が付いた。なぜなら、自分の会社の内勤は、長く働いている人・専門職で入った人ばかりだったからだ。
自分のように春に総合職で入社する人や周りの先輩たちの中に、内勤に行く人はいなかった。

今の会社でできる選択肢がまだある

当たり前だが、内勤未経験の人が他社の内勤に転職は難しい。そもそも内勤自体向いてないかもしれない。そしてせっかく入社させてもらった今の会社で、まだできる選択肢がある。
そう気が付いた自分は「簿記の勉強を楽しめていた自分」だけを信じて、移動希望を出したのだった。

自分はどう生きていきたいのか

今思うと、周りの「転職した」という発言に自分も動かされていた部分もあると思う。まだギリギリ第二新卒として扱ってもらえるという部分で焦ってしまっている部分もあった。

働き方も考え方も多様化した今、目の前に広がる選択肢は大量にある。
その中で1つの道を決めて歩みだすわけだけど、その道が正解かどうかは誰にもわからない。そして道を戻ることはできないけれど、いつ違う道に進んでもいいのだ。生きている限り、違う道に進むのを許されないことなんてないのだ。進んでみた先にしか現れない道もある。

私は、1度しかない人生、いろんな経験をしてみたい。
高校生のときからそう考えていた。
ぱっと見えている選択肢を全てだと思わず、これまでと真逆の道でも臆することなく、前を向き続けていたい。
そうやって生きてみよう。

あとがき

星座占いだか血液型占いだか九星気学だか忘れてしまったが、私は大器晩成型らしい。晩っていつやねん。本当かよ。と思いつつ、どういう道を選んでも最終的に成功したらいいな~なんて思ったり。


#転職 #やりたいこと #27歳 #ゆとり世代 #生き方 #働き方 #五黄土星

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