見出し画像

【メルボルン奮闘記】海外移住したけど、なんだかハッピーじゃない

初回の投稿から「『なんだかハッピーじゃない』ってネガティブ系じゃん。」って思われてもしょうがない。だって本当にハッピーじゃないんだもん。

メルボルンに移住して早1ヶ月。今年30になる私は特に色んな意味で「幸せ」とか、「ハッピー」っていう概念に取り憑かれている。1ヶ月経ってもこれだ!と思える仕事と巡り会えず、SNSでキラキラのお洒落海外生活や、何でもやってみる系の人達の楽しそうな毎日を見てはため息が出る。

私だけ何やってるんだろう。

バリバリ好きな事をして頑張っている彼の職場の愚痴を聞いてる時でさえ思ってしまうのだ。いいなぁ。

運のいいことに、私は昔から人には恵まれていると思う。こっちに来てすぐに、掲示板(と言ってもFacebookの日本人用のグループ)に書き込みをして友達もできた。前回の移住で、パートナーがいても友達は何よりも大事だと身に染みてわかっていたのでここだけは逐一行動した。

けど、アンハッピーってどういうこと?

こういうこと。

なんでアンハッピーなのか書き出してみた。

1)前回の移住といちいち比べてしまう。
2)前まで結構いい職場にいたのに、なかなか仕事が見つからない。
3)手に職がない。
4)せっかく前回の移住で仲良くなれた友達とも、地元の友達とも疎遠になった気がする。
5)毎日が同じことの繰り返し。

私の場合、社会的立場(偉い役職とかではなく、仕事をして社会の一部になるという意味で)が失われた事によって自分の存在意義とか、アイデンティティーとかが生まれたてのバンビになったっぽい。

はいはい。わかったよ。仕事探せばいいんでしょって、できてたら楽ちんだけど現実そうもいかない。

だって、メルボルン家も仕事も競争率高いじゃん!私が応募したところの一つは、100人以上も応募した人がいたそうです。

そりゃ倍率高いわ。

けど、この1ヶ月を振り返って、仕事だけが社会と繋がれる糸じゃないなと悟りを開けるようになった。

・ヨガとかジムに行ったり、習い事をすることで人と繋がることもできる。

・行きつけの場所を作ることで、誰かと顔見知りになることもできる。

・ボランティアで、何かに貢献することもできる。

・SNSで誰かと繋がることもできる。

何か一つだけに執着して、「これができないから全部最悪、オワコン。」みたいに思ってた1ヶ月だけど、方法は色々あるかもしれない。あつ森だって、時間進めて星5つその日の内にコンプリートすることだってできたじゃん。

だからって、私がすぐにでもハッピー猫になれるわけじゃないけど。完璧な職場なんてないし、理想の国なんてあったもんじゃない。自分で理想になるように自分のカメラのピントを合わせてくしかないっぽいよ、海外移住。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?