【読書記録】56の質問カードで身につくプロの課題解決力/渡辺パコ

1.ゴール

　課題解決の具体的なプロセスを学び、実践する。

2.概要

　課題解決プロセスを誰でも取組やすいよう
　質問カードを用いて説明されている本。
　各プロセスごと、思考するべき問いが設定されており、
　問いをクリアするごとに解決へ近づく設計になっている。

3.感想

　今まで課題解決のセオリーは学んでも、具体的にどう思考し
　行動していくかまで落とし込めていなかったので、
　実践的なプロセスを学べて非常に良かった。
　特に、本書は各ステップごと考えるべき問いが具体的に
　細分化されているため、取り組みやすく迷子になりにくいと思った。
　
　初めから完璧にできないと思うが、
　以下のプロセスを実践して、課題解決力を高めていきたい。
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Step1：課題の設定
　問い
「まず考えることから始めよっか？」
「解決したいと思っていることはどんなこと？」・・等

Step2：事実の洗い出し
　問い
「解決したいことについて、実際に何が起きているか？」
「その情報は誰が言ったのか？」
「データや数字で分かっていることはどれか？」・・等

Step3：因果関係の整理
　問い
「原因と結果の関係性になっているのは全て繫げた？」
「関係者全員が納得する説明になっている？」・・等

Step4：あるべき姿・ゴールの設定
　問い
「ところで解決されたらどうなるの？」
「何が実現されたら満足なの？」・・等

Step5：課題特定
　問い
「理想の状態を実現するためにどこを改善したら良さそう？」
「そこが本当に一番の改善ポイント？」・・等

Step6：解決策の設定
　問い
「打ち手としてあるのは？」
「本当にそれで解決する？」
「ダイレクトに効果のあるものは？」・・等

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