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【B面】フジプラスさん・グーフさんにインタビュー、のB面!

今回は、株式会社フジプラスの江藤さん、株式会社グーフの岡本さんにインタビューした記事のB面をお届けしようと思います。

記者としてまだまだ成長中の私がどんなことを感じたのか、製造業にかつて携わっていた者としてどんなことを考えたのか、正直にお伝えすることを心がけています。


フジプラスさんは大阪にある印刷会社です。初めて印刷会社の現場を拝見しましたが、綺麗で整理整頓されているなと感じました。紙が汚れないように折れないように気を配るところが多そうです。


今回取材のメインとなった話題はズバリ

伊丹イノベーション


フジプラスの江藤さんと、このプロジェクトに関わっている株式会社グーフの岡本さんが中心となって進めているプロジェクトだそうです。デジタル印刷を活用してどんな新しいことができるかを、部署や会社の垣根を越えて探っていくのが伊丹イノベーションです。

詳しくは是非記事をご覧ください!


取材していて伊丹イノベーションという単語を聞いた時は、ちょっと驚きつつ、良い!!と思いました。伊丹という土地に根ざしてきたフジプラスの、ここから新しいことを発信していく!という姿勢が表れていると感じました。

新しいことをしていく、と表現するととても高い壁が立ちはだかっているように思います。製造業でもそれは一緒で、ものづくりには正確な技術が必要です。私は正確な技術とは、自分で、何度も、やってみて、はじめて身につくのではないかと思っています。それも何年もじっくり技術を熟成することで、さらに磨かれ、振り返った時に、素晴らしい技術だと誰かが気付いたりするイメージです。とにかく時間がかかります。

そして、自分の技を極めながら新しいことにチャレンジしていくのって、すごく難しいです。今目の前にあることをこれまで培ってきた技術で対応しつつ、変化する準備をする。なかなか簡単な話ではありません。

でも、時代の流れや進歩によって変わらなければならない時が来るんですよね。そんな時にどう動けるか、というのは製造業の抱える課題の一つだと感じています。

フジプラスの江藤さんは、変わらなければならないことに気付き、行動されているところが素敵だと感じました。何かを変えたいと思っていても、進めていくうちに想定以上のあらゆることに着手しなければいけないこともありますし、うまくいかないことだっておそらくあったはずです。

そんな局面を乗り越えながら、まだ先にある目標に向かって進んでいくというのは憧れますね・・・!江藤さんのような推進力のある方を求めている製造業の会社様も多いのではないかと思いました。



他にも興味深い話たくさん聞けましたよ!

例えば、同じ印刷機でも違う場所で印刷すると色が結構違ってしまうという話。これは結構びっくりでした。だって同じ機械ですよ!?不思議です。

印刷物って毎日どこかしらで触れているものですが、その種類と技法はさまざまあり、それぞれに知恵が詰まっているのですね。その道のプロに聞いてみるのはなんでも面白いです。



江藤さんにお話を聞いてもうひとつ興味深かったのは、

新しい機械やプロジェクトを導入する時の現場メンバーの反応

経験上、新しいことを始める時、現場に馴染むかどうかという部分は結構大きな課題なんですよね。現場の効率化のために導入しても、使い方が複雑だったり合っていなく結果的に現場の負担になってしまったら本末転倒なので・・・。

江藤さんにその点をお聞きすると、結構現場の職人たちもその機械を使いこなしてやろうと乗り気になって取り組んでいます、とのことでした。

これってかなりすごいことだと思います!これまでのやり方を捨てるわけではなく、よりやりやすくするためや未来のために新しいこともやっていこうよという経営陣やリーダークラスの思いが、きちんと現場に届いているのだと感じました。

ものづくり新聞は、製造業の方が本当に欲しい情報をお届けしたいと思っています。その点でいうと、ソリューションだけでなく”現場に新しい取り組みを導入するにはどうしたらいいの?”という悩みをサポートするような記事も書いていきたいなと思っています。

もっというと、製造業の方々はどんなことに課題を感じていて、どんな助けを求めておられるのかという生の声が聞きたーい!!!コロナじゃなければ、じっくり語り合いたいんですよね。編集部みんなでそう思っています。



今回はフジプラスさん・グーフさんインタビューのB面をお届けしました。引き続きこちらも更新していくので是非見ていただけたらありがたいです!

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