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真面目に考えすぎ. in Sydney

こんにちは。留学に来て少しづつ自分の固定概念、偏った考え方に気付かされることが増えました。今は語学学校に在籍しているので日本人でも20代前半くらいの子達から若いカルチャーを吸収したり(必死についていっております。笑)、生まれた国、育った環境、違うバックグラウンドを持った方といろいろな話ができています。看護師時代に関わらなかった人々とお話をする中で、ふと「あれ。なんか頭が硬くないか自分。」と自問自答することがあります。

例えば、年齢。自分は高校まで野球部に所属していました。先輩・後輩など上下関係が厳しかった影響から、目上の方への礼儀・接し方には特に気をつけています。野球の世界の独特な価値観だと思います。しかし、礼節を重んじるばかりに年齢を気にしすぎてしまっていることに気がつきました。「親しい中にも礼儀あり。」という言葉があるようにある程度の礼儀正しさは必要不可欠であると感じます。気さくに話しかけて良いし、年齢を気にすることなくガツガツ行こうという考えになりました。自分が考えすぎる性格であることは間違えないのですが(苦笑)また、僕より10歳、15歳年上の人たちが英語を学び移住したい、新たな職業を手に入れたい、などの夢を追っていることに尊敬の念を抱きました。年齢を気にする人は少なく、いくつになっても夢を追っていいんんだと確信できました。

もう一つは、自分の性格についてです。「Don't be serious!」といつも友達に言われます。真面目すぎると。コロンビアの友達には、「なんでそんなにいつも真剣な顔してるの。」と真剣に聞かれたり(笑)。もっと気楽に生きていこうよ、とかとにかくプラスに、自分の人生を中心に考える子たちが多く、勉強になります。思えば、両親からは「他人に迷惑をかけない。」と教育されてきました。つまり、人の助けを借りず自分でなんとかしていこう、助けを求めることは相手によくないことというニュアンスが含まれていると感じます。日本にいた頃はとにかく、わかりもしない未来のことを考え、不安になり、落ち着かない自分でした。SNSを見ては他人と比較し、自分を卑下し、自己肯定感がどんどん下がっていく時もありました。人は弱い生き物です。あるタイの友達は「今日は気分がとても下がっているんだ。ごめんね。今日だけは許して、明日にはよくなると思うから。」と言われました。日本ではこのような状況の時、僕だったら「我慢。」をして、この子のようにストレートに表現できないと思いました。

もしかしたら、自分は意外と完璧主義者❔プライド高い❔そう思うくらい、僕の外国の友達は、素直で、正直で、今を真剣に生きていると感銘を受けています。
看護師として3年間働き、ある程度仕事も任されるようになり、偏った考えや価値観が自然に身についていたのかなと考えます。日本に帰国した後も、定期的に海外へ旅をしたり、短期留学に行きたいと思います。(ちなみに、スペインかイギリスに行ってみたいんです‼️)

真面目に考えすぎ。少し彼らの国で育ったかのように、楽観的な思考を意識して生活しています。英語が1文でも話せたらそれでOK。腕立て10回できたらOK。学校に行ったらそれでOK。色々やりたいこと、プランを描いてOK。こうやって少しづつ、自信をつけています。ゆっくりやっていきます( ◠‿◠ )

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