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【韓国語】2020.02.27 ノートテイキング/サイトラ/シャドーイング

来学期からは逐次通訳の授業が3つに増えるので、これから2週間はノートテイキングの強化週間にしようと思います🔥

①【日韓逐次通訳】EU離脱関連記事

(1)ノートテイキングの練習(原稿を見ながら)

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このテキストは2学期に一度授業でやった内容で、普通は音声を聞いて内容をノートにメモしていくのですが、家で一人で勉強する時はまず文章を見ながら「ノートテイキングの形式で記号を使って書き写す」ような作業をしながら、『よく使う記号の確認、確立』をしていきます!

先に記号だけを決めてそれを覚えようとしても、一方的なインプットで記憶に残らないし、例文と一緒じゃないと効率が悪いので私は

①ノートに書き起こす「アウトプット」作業

②その文章に出てきた単語を「記号化」

③記号を覚える&実際のノートテイキングできちんと使えるように覚える「インプット」

の順でやっていきます✍️


《原稿》

イギリスの、EU=ヨーロッパ連合からの離脱期限が今月31日に迫っています。

しかし、イギリスがどのような形で離脱するのか、その条件をめぐる交渉で、イギリスとEUはいまだ合意に至っていません。

立ちはだかる最大の難問は、イギリスとアイルランドの国境管理の問題です。

この先どうなるのかが見通せない中、イギリス・北アイルランドの国境の町で、いらだちや不安をあらわにする人々に出会いました。

北アイルランドは、日本に住む私たちにはあまりなじみがないかもしれませんが、イギリスの一部です。イギリスは島国ですが、地続きの国境がアイルランド島にあります。

島の北部が北アイルランド、南部がアイルランド共和国です。現在は国境を通過する際に国境検査を受ける必要がなく、自由に行き来できます。

「国境の町に住んでいるので、毎日国境を越えます。妻はアイルランド出身なので、アイルランドによく行きます」
「家から1マイルくらいのところが国境なので、コーヒーを飲みにいったり近所の人と交流しに行ったり、1日に3、4回は国境を越えます」

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しかし、この“あってないような国境”の管理の問題が、イギリスのEUからの離脱をめぐる交渉を難しくしている最大の要因になっています。

イギリスがこのまま離脱すれば、EU加盟国であり続けるアイルランドとの国境で、輸出入品に対する物理的な国境管理が必要になる可能性があるからです。これは現状の変更を意味します。
イギリスのジョンソン首相は今月2日、EUに対し新たな提案を行いました。

EUから離脱したあとも、北アイルランドにかぎっては、地元の意向を踏まえたうえで一定期間、特例として輸出入される農産品や工業製品に対するEUの規制を受け入れるとしています。

その一方で、こうしたモノにかかる関税については、イギリスが独自に適用するとしています。イギリス自身の関税・貿易政策を取り戻すことが、EU離脱の重要な目的の1つだからです。
ただ、国境は開かれた状態を保ち、国境から離れた場所で何らかの管理を行うとしています。

しかし「通関手続きを行う一方で、国境を開かれたままにする」という一見矛盾する方針をどのように実行に移すのか、その具体像までは示されていません。

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国境に税関を設けて輸出入を管理すればよいのに、なぜそれをしないのかーー
疑問に思われるかもしませんが、そう簡単にできない理由があるのです。

北アイルランドでは1990年代までおよそ30年にわたり、イギリスにとどまることを求めるプロテスタント系住民と、アイルランドに帰属することを求めるカトリック系住民の間で激しい対立が起きました。

武力抗争や爆弾テロへとエスカレートし、3000人以上が犠牲になりました。当時は国境に検問所が設置されて移動がチェックされ、そこを標的にしたテロも多発しました。
転機が訪れたのは、21年前。和平合意が結ばれたことで、国境の行き来が自由かつ安全にできるようになりました。相互の往来を自由にして地域の経済を繁栄させ、住民間の対立を解消する意図がありました。

北アイルランドに住む60代のカトリックの男性は、「国境はただの境界線ではない。アイルランドの統一を願う人々にとっては、国の分断の象徴でもある」と話していました。

イギリスのEUからの離脱に伴って、税関など物理的な国境管理が復活すれば、人々に紛争当時を思い起こさせ、過去に逆戻りしかねないという不安を住民に抱かせているのです。

国境近くに住む人たちは…。
「私は紛争の時代に生まれ育ったので、国境管理で人々がどれだけ苦労してきたのか、よく覚えています」
「治安が悪化してしまうかもしれないので、物理的な国境が復活しないことを望んでいます」

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(2)記号まとめ&復習

ノートを見ながら、記号化した部分をまとめました。

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字汚いし、ぐちゃぐちゃだけどノートテイキングは自分が解読できて、それをちゃんと訳せたらいいと思っているので綺麗にまとめようとは思わずがむしゃらに書いていくようにしています。

(3)原稿の読み上げ

同じ原稿を声に出して一度読みました。

この時

①自分の日本語のくせ、声の大きさ、イントネーション

②読みながら頭でノートテイキングをするイメージ(記号の復習)

この2点を注意しながら集中して1回読みます。

ダラダラ何回も読むより集中して1回読む」を心がけています◎

(4)日韓サイトラ

同じ原稿を今度はサイトラしていきます。スピード命なのでがんがん訳して発話します。

ちなみにサイトラとは、サイトトランスレーションの略で文章を目で追いながら前からどんどん訳していくトレーニング方法です!

院の授業では3、4行のかたまりごとに1人ずつ順番に訳していくことが多いです。

今日は日本語→韓国語のサイトラをしました。

②【韓国語シャドーイング】

MBC 뉴스와 경제 3분30초

最近はコロナの話題で持ちきりで、ラジオニュース聴いてても新出単語があまり出てきません。。笑


以上、2/27の勉強の記録でした。


-ずみ。-






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