なぜ高齢者のほうがタンパク質を多く摂取しなければならないのか


 若年者は20g程度、高齢者は40g程度。


 最大の筋タンパク質合成を得るためには1回にこれだけのタンパク質摂取が必要だと考えられています。[1]


 このような年齢差はどこから生まれるのでしょうか。


 この議題について考えていると、年齢だけではない「適切なタンパク質の摂取量」に影響を与える因子が見えてきました。


 本稿はp53,sestrinというタンパク質を中心に考えていきます。

 もしp53あるいはsestrinを聞いたことがないという方がいましたらお役に立てるかと思います。

 ちなみに、本稿の結論は「やっぱりこまめにたんぱく質摂らなきゃね(小並感)」です。

 以上ご了承のうえ、ご購入いただけますと幸いです。


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