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事業と暮らし方を見つめ直す

新型コロナが始まりを見せた2020年2月から
部署異動があり、新規事業担当となった。
とともに、世界は一変した。

誰もが初めての体験となるステイホーム。
スーパーが長蛇の列となり、マスクは手に入らない。トイレットペーパーまで入荷待ち。
緊急事態宣言の名の下、お店はほぼ休業。
自宅待機の指示で、実質休みのような生活。

これまで全く取れなかった時間を楽しめと言わんばかりに暇(いとま)をもらった。

毎朝公園で子供と遊ぶ。
日中は、ブランドの準備とひたすら勉強。
YouTube見ながらトレーニング、家族とのご飯と子供との遊びの時間。夜は映画三昧にまた勉強。

こんなにも充実してよいのかとばかりにその時間を家族も自分も楽しませてもらった。

あまりにもこの体験がスペシャルで、
これからの未来に違和感と焦燥感を感じたのを
覚えている。

新ブランドを立ち上げながら、別の新規事業のワーキングがスタート。
数ヶ月かけて、新規事業アイデアを企画してはチャレンジムードの後押のもと、実行へ。

そうそう、10月には昇進して、初めての本社生活での部下ができた。
純粋無垢ながら、めちゃくちゃ優秀な部下に恵まれながら、SDGsの考え方に共感したブランドを立ち上げることに。

ある事業への出資をするプロジェクトも参画させてもらった。
その事業が将来どのような価値を見出すのかを真剣に考えるという体験は、本当に学びしかなかった。

2020年の年始の目標は、これからの10年間をどのように生きていくべきかの方針を決めることだった。

不思議とその目的地に進むかのように
さまざまな体験ばかりさせてもらった一年だった。

意識が変われば行動が変わる
行動が変われば習慣が変わる
習慣が変われば性格が変わる
性格が変われば人生が変わる

21歳の時に出会った言葉で、ずっと大切にしている。
その時は、素敵だと思ったけどピンと来なかった居酒屋てっぺんの大嶋さんの言葉。

大人が変われば子供が変わる。
子供が変われば未来が変わる。

30歳の時に長女が生まれた僕は、
30年後の未来をよく考える。

娘が自分と同じ年になる30年後の未来に
娘たちは、笑顔で豊かに暮らせているだろうか。

豊かな未来をつくるために、今僕が手がけている仕事は、事業は、役に立つだろうか。

僕たち家族の暮らし方は、未来も幸せでいられるように丁寧に過ごせているだろうか。

そんなことを考えさせてもらえる一年だったと思う。まだまだ答えは出ていないけれど、着実に、かつ誠実に、一年前の自分たちよりも豊かな気持ちになれているのは間違いない。

今からでも意識が少しでも変われば
行動が変わっていく。
少しでも行動が変われば
習慣が変わっていく。
習慣さえ変われば、あとは自然に。

まずは自分たちから。
それが少しでも伝わっていくような、
事業や暮らし方をしていきたい。
過去のダメな自分をネタにしてやりながら
今の自分を出来るだけ楽しく笑顔に。

ありがたいことに、ただの会社員ながら
たくさんの仕事を任せてもらえている。
しんどいこともたくさんあるけど、
たぶん本当にスペシャルな体験をさせてもらっていると思う。

これからの暮らし方を丁寧に少しずつアップデートしていこう。大切な人たちとともに。

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