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店長論第一章

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店長になるまでの奮闘を綴ったnote。 当時のガムシャラ具合に恥ずかしくなることも多いけど、未だに役立っていることもあるので、 自身の振り返りと思って書きました。
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店長論 第一章⑦

店長論 第一章⑦

店舗全体の様々な課題を、いかに楽しんでもらえるか意識しながら作り上げる取り組みは、財産になった。

異動後、半年くらいこの取り組みをやらせてもらい、ようやく軌道にのりはじめた矢先に、お世話になった店長の異動が決まる。

なおかつ、店舗が工事支障で半年後に閉店が決まっており、その間の期間の店長代理を任命され、入社後2年で、実質店長のスタートとなった。

信頼の厚かった店長の異動によるスタッフの不安、

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店長論 第一章⑥

店長論 第一章⑥

長編となってしまった第1章も残るところ、あと2節となったので最後までぜひ。

今度の異動先は、売上規模も客数も一等級のお店で、副店長として着任させてもらった。

ここで、尊敬する店長の2人目と出会う。

アルバイトで採用してもらってから、約1年半。正社員にしてもらい、副店長にもなれ、モチベーションもが上がりっぱなしの時期。

とはいえ、急速に役職だけもらったことから、発注や商売計画など店長をやる上

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店長論 第一章⑤

店長論 第一章⑤

店長の基礎を学ばせてもらい、よし、もっとお店を良くしていこう!と一致団結した矢先、異動の辞令があがった。

初の異動は、新しく開業する店舗の立ち上げメンバーであった。

今まではアルバイトとして、オープンから軌道にのるまでを体験させてもらったが、次はアルバイト採用から教育、開業準備までのトレーナーを経験させてもらった。
ここでは、副店長との良い出会いがあり、厳しさとこだわりを、学んだ。

副店長は

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店長論 第一章④

店長論 第一章④

教わる力を学び、おもいやりの詰まったノートの力を学びながら、その開業店舗のアルバイトリーダーを任されることになった。

同じオープニングでのリーダーになるには、圧倒的に経験値が足りないと思ったので、研修でお世話になった先の店舗のご厚意でダブルワークさせてもらった。
無論、当時はモテたくて、家賃もそれなりの一人暮らしでお金が必要だったのもダブルワークの理由である。

研修先店舗で朝早くから清掃や品出

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店長論 第一章③

店長論 第一章③

こんばんは!
 
店長になれるまでに、数々のチャンスに恵まれていった最初のスタートは、オープニングアルバイトスタッフとして採用してもらった店舗の導入研修からだった。

導入研修と呼ばれる30人くらい集まる合同研修の初日、
全員ドキドキしながら緊張感に包まれた空間で店長が、参加者に
『号令係をやってくれる人はいませんか?』
と投げかけた。

当時、今までの自分であれば、絶対にここで手あげるヤツさぶい

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店長論 第一章②

店長論 第一章②

おはようございます。

『2年で店長になる』と決めて始めたアルバイト。
結果から言えば2年半で店長に昇格した。

今でも忘れないが、当時の店長に
2年で店長になりたいと話をしたら、
無理だと鼻で笑われた。

それも仕方がない。
うちの会社で、店長になるには
アルバイト→契約社員→正社員と
キャリアアップし、さまざまな業務を網羅していかないといけない。

当時、アルバイトから店長になるには、
早くて

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店長論 第一章①

店長論 第一章①

昔書いていた店長論が継続力なくて途中で断念していたので改めて綴っていこうと思う。

僕は小売の会社に勤めている。

現在は、35歳。本社勤務で、営業や仕入・商品企画・ブランド開発などを行っているが、その根幹は約5年間の店長経験が支えている。

店長になるまでのストーリー。

21歳、フリーター、男性、彼女無し。

田舎育ちで、美容師を目指し上京するも、アトピー再発を機に断念。

真面目に生きてきた

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