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964杯目:また出てきたフレーズ『不要不急の外出を控えてください』

コロナ禍で政府や役所からよく聞いた
『不要不急の外出を控えてください』
数日前から、令和5年1月25日前後にやってくる10年ぶりとかいう大寒波に対して、久しぶりに前記のようなフレーズをニュース等で聞いた。

言ってることは理解できるけど、なんとなく違和感があり、改めて不要不急の言葉の意味について調べてみた。

goo辞書によれば…
する必要もなく、また、急いでもいないこと。とりわけ重要でもない用事などについていう。「―の外出を控える」

とのこと。
まー、そういうことですねf^_^;

自分が感じる『不要不急の外出を控える』というフレーズに対する違和感というのは、これを政府や役所が発信すること。

不要不急の判断は各自の判断でどうにでも変わるものなので、わざわざ役所とかが発信するのってかなりアバウトな表現方法にしか思えないんですよね。

それが証拠に、今『不要不急』の言葉を調べようと検索したら、辞書ページよりも日本医師会のホームページや県のホームページや不要不急の移動や外出の定義と解釈に関する質問注意書…などが先に表示される。

この言葉を検索する人の興味はそれだということ、公的機関が発信するとそのくらい『不要不急』って曖昧な意味の言葉ということなのではないだろうか?

まさに今日はその不要不急の朝でしたが、小学生は滑ったりしながら歩きずらそうに学校に向かっている、中学生は不安定な状態で自転車を押して学校に向かっている、その横を出勤のためユックリのスピードの車で慣れない雪道を走らせている。
みんなが危険な状態や混乱の中ではあるけど行動は日常通り。
公的機関が『不要不急の…』のと発信した結果がこれです。

本当に公的機関が注意喚起とはいえわざわざ言うフレーズなのでしょうかねー?
公的機関が発信するのは、寒波で危険だから休校にするとか外出しないでくださいとか、断定的に言う時だけで良いのではないかと思うのは自分だけでしょうか?
もちろんこれは全くの私感なのですが、とりあえず注意喚起しましたよー!っていう責任を緩和するための手段に思えてしまうんですよね。
コロナ禍の時は、誰もが正解を持っていない時だったから仕方ないと思うけど、今回の寒波に関してのこの発信は正しかったんでしょうかねー?

と、ここまで批判的に書きましたが、逆に公的機関が注意喚起や警告をしなかった時に、事が起きた時には、『役所は何やってんだ!』『俺たちの税金で…』みたいに言い出す人が多いのも世間だったりするので、公的機関がこういう発信をするのはどうなの?とは一方的には言えないんですけどね。

なんか嫌だね、責任の擦り合いみたいで…f^_^;

#不要不急 #大寒波 #発信 #政府 #役所 #責任 #コラム #エッセイ #日記 #note


貴重なお時間の中、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 駄文ながら一生懸命書かせていただいていますので、またいらしてください。