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981杯目:先日のバウアー投手の完投勝利を見て何か懐かしさが…

何かと話題のユーチューバー!?横浜DeNAのトレバー・バウアー投手。
先発勝利投手になった2日後の同じスタジアムで、一般の人に紛れて球場内の飲食店で食べ物を購入して、普通に内野席指定席でYouTube撮影をしつつ、飲食を楽しみながらチームメイトを応援するという今の時代ながらの楽しみを提供してくれるバウアー投手。
いや、今の時代でもそこまでの選手はいないか?(苦笑)

そんな今の時代を感じさせるバウアー投手ですが、先日の完投勝利を見てそれとは逆に昭和の懐かしさを思い出しました。

そして子どもの頃に一生懸命応援していたある選手を思い出しました。
それは…

江川 卓

読売ジャイアンツのエースだった江川投手を思い出しました。
巨人入団の経緯は色々あり、あれでジャイアンツファンも減った。らしいですが、それは子供の自分にはあまり関係ない。

とにかく江川投手の登板日が楽しみで仕方がなかった。
それは勝ち負けを越えた楽しみがあったんですよねー、自分にとっての江川投手は。

現代野球の先発投手は、中5日とか中6日とか週に1度が先発機会で、なおかつその後の中継ぎと抑えと投手は分業制で、その試合を作っていくのが常識。

しかし、江川投手の頃は中3日。中4日になったら空いちゃったなー!って時代。
だから『先発三本柱』というワードもあったくらい。
当時は年間130試合で20勝投手が出ちゃうくらいだから、現代のプロ野球しか知らない人にはビックリなのではないでしょうか?
と言いつつ、当時の自分でも、昔西鉄ライオンズの稲尾投手が年間42勝したのを聞いてビックリしていたけど、野球好きの親の代から見れば今のプロ野球は…って思われていたかもしれないけど(苦笑)
時代は巡る。ですかね(笑)

今回のバウアー投手は中4日で先発しての完投勝利。
(バウアー投手は中3日でも行ける!って言ってるみたいですが)
ファンのみならずスゴイ!と歓喜と驚きの感想を見ましたが、それで思い出した江川投手。

その理由は5つ。

まず1つめは、中4日での登板で完投したこと。

2つ目は、それと江川投手が当時よく言われていたのが『一発病』
そう、よくホームランを打たれていたんですよねー。
バウアー投手も現在被本塁打で両リーグトップ!?

3つめは、ピンチになると急にギアを上げて相手を抑え込む。
当時の江川投手も、出来るなら最初からそういうボール投げろよ!って言われて『手抜き』なんて言われてましたよね。

4つ目は、江川投手、試合中よく首をかしげてましたねー。その仕草が余計に江川嫌いの人の反感を買ってた。
バウアー投手も、自分のプレーに納得できなくて、時々首を振る仕草をしますね。
頭の中で色々深く思案してるんでしょう。

5つ目は、球数の圧倒的な少なさと試合時間の短さ。
ストライク先行でどんどん攻めていくスタイル。
なので相手打者も早打ちになってくるから、球数も試合時間もどんどん少なくなってくる。

これらが先日のバウアー投手を見ていて江川投手を思い出したこと。
自分と同年代の野球好きな人なら共感してくれるのではないでしょうか?(笑)

ただ一つ大きく違うのは、多彩な球種を持っているバウアー投手に比べて、江川投手はストレートとカーブの2種類だけ(苦笑)

ある意味、それで勝っていったんだから江川投手のボールはすごかったんでしょうね。
今だったらバウアー投手が2時間動画で研究しちゃうくらいに…

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貴重なお時間の中、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 駄文ながら一生懸命書かせていただいていますので、またいらしてください。