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638杯目:マスメディアで扱うキンコン西野氏のお金の話

『映画 えんとつ町のプペル』のプロモーションでの西野亮廣さんのテレビやラジオなどのメディア出演もほぼひと段落!?
普段テレビを観ないので、全部を追ってるわけではないのですが、西野亮廣さんの話題でよく扱われていたのが、『1ヶ月の収入は、〇千万円…』

もちろん西野亮廣さんには『西野亮廣エンタメ研究所』というオンラインサロンがあるので月額980円✖️会員数から金額は簡単に導き出せるでしょう。
それにプラスして、クラウドファンディングで何億円集めたとかも言われるので、誰でも分かるお金の流れを足しただけでも、ある程度の金額、それも大きい金額はわかると思います。

従来のお金の考え方だと、毎月毎月〇千万円が入ってきて良いね!って話になり、もちろん番組等でもそういういじり方、扱い方になっています。
何もしなくても湯水のように毎月入ってくる不労所得のように…
特に地上波ではそういう扱いで、西野亮廣さんゲスト回の芸人仲間のそれらのツッコミも、西野亮廣さんが言うところのプロレスなんだけど、やはり魔に受ける視聴者さんは多くて、結局は『宗教』とか『詐欺師』とか言われる。
怪しくお金集めをしているような…

しかし、それだけのお金を得るのには、マスメディアが突っ込むような楽なものではないことに気づいた方が良いと思う。

例えばオンラインサロン。
西野亮廣さんが言うように、毎朝欠かさず1年365日休むことなく2000文字から3000文字の文章を発信している。
前日に、西野亮廣さんが文章を書くためのネタを探して取材をしてとか記者のようなことをしているのなら分かる。
しかし、西野亮廣さんは寝食の時間がないほどのマルチタスクをこなしながら書いている。
毎月、〇千万円入るから同じようにそれをやってみて!と言われても、きっと誰もできないでしょう。
その上、ケータイのように2年縛りがあるわけではないので、問題があったり嫌ならすぐにでもやめられるというリスクも負っているわけ。
勝手にガッポガッポお金が入ってくるわけではない。
そういう労力と負担や会員数が増えたらその分だけの責任を考えたら、マスメディアでチャカされるような楽なお金の集め方ではないのは明らか。

そしてクラウドファンディング。
クラウドファンディングというのは、支援と言いながら募金ではないので、基本的にリターンというものが用意されている。
例えば西野亮廣さんがやったこのクラファン。

自分も支援させていただきましたが、支援額は5,300円。
しかし、リターンを見てみると…
ムビチケが3枚付いてくる。

これもムビチケの金額というのは明らかなので計算しやすいですよね。
ムビチケの1枚の金額は1,500円。
それが3枚だから4,500円、差し引くと残りは800円。
さらにクラファンのシステム利用料を差し引くので、10%と仮定すると530円。
800円から530円を引くと270円。

会計的にいうと売上が5,300円だけど利益は270円。
なので西野亮廣さんが使えるとするならば、その金額というのは270円。
そこに西野亮廣さんは講演する準備や調べ物やまとめるという労力。
こんなコスパの悪いお金の集め方ないよねf^_^;

もちろんその中には、映画の観客動員数が3人増えるという西野亮廣さんがいう下心はあり、お金の回収を後ろにずらすという事はあると思います。

でも中身を見ていけばそういう事なんだけど、マスコミは5,300円のお金を集めてそれを使えるから良いなー!って言ってるだけなんですよね。
それが、テレビでイジっているクラファンで何億円集めたの正体でもある。
そしてそれを観た視聴者さんが、怪しいお金の集め方とか宗教とか言い出す。

そういう人が言う怪しいお金の集め方とか、嫌味な意味での宗教というのなら、もっと楽に効率的なお金の集め方ってあるんじゃないですか?
って言いたいf^_^;

#西野亮廣 #西野亮廣エンタメ研究所 #クラウドファンディング #お金 #えんとつ町のプペル #コラム #エッセイ




貴重なお時間の中、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 駄文ながら一生懸命書かせていただいていますので、またいらしてください。