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486杯目:ネットの時代に間に合って良かった その2

1つ目のように、メディアの発信からしか情報を得られないのが、自身の意思で情報を得られるようになったのが嬉しいと思ったくらいだから、もう少し掘って考えてみると、それは自分が流行に動かされるのが好きじゃなかったんですよね。
周りの友達が流行に熱狂しようと、自分には興味がないものはやっぱり興味がないんですよね。
しかし、当時は流行遅れとかワガママとか変わり者とかあまのじゃくとか…言われる。

何で、みんなと同じようにできないの?
何で、みんなと同じものに興味が持てないの?

という時代でしたからね。

そうは言っても、今でも日本人の特性で⁉︎そういう部分はあると思いますが、ネットで個人単位で発信ができるようになったことにより、そうじゃない人とも繋がれるようになり、それが自分だけではないんだということを知るようになりました。

自分がネットでその恩恵を受けるようになった最初が、現在は@nifty昔のニフティーサーブが運営していた会議室です。
これは、今のインターネット上のものというより、ニフティーサーブが管理するパソコン通信というちょっと閉じられた世界でした。
これ目的でプロバイダにニフティを選ぶ時代でもありました。
その会議室には数え切れないくらいたくさんの会議室があり、自分のリアルには全くいなかった自分と同じ趣味や思考の人にテキスト上ですが出会うことができて、意見交換をしあいながらとても楽しかったです。
そして、周りから言われるように、自分って変わり者?と悲観していたのですが、急に自分という人格に対して先が明るく見えてきたことを思い出します。

今回のネットの時代に間に合って良かった!というのは本当に実感で、ネットを知らない時代に生きていたら、自分はどういう人間になっていたのかな?と思うと怖くも感じました。
そのくらい自分の中では大きな出会いでしたね、ネットは。

なので、現在ネットで数々のSNSが誕生して発達するのはよく理解できます。
それが昔のパソコン通信のように閉じられた世界ではなく、オープンなSNSになり、その人口も増えてくれば、いろいろな人も増えるし、それに向けて悪いことをする人だって出てきますよね。

ネットは…SNSは…と悪の温床になるようなことが報じられることも多いですが、それはネットに限らず、何でもメリットもデメリットもあり、それはそれを使用する人の使い方次第ということで、ネットだけが…という事ではないと思います。

現在のネット社会、子供にとっては生まれた時からある当たり前の世界ですが、自分は同世代の親に比べれば理解者なのではないかと思っています。

なぜなら自分がネットによって救われたのを経験しているから。

#コラム #エッセイ #ネット社会 #SNS    #パソコン通信 #ニフティサーブ #会議室


貴重なお時間の中、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 駄文ながら一生懸命書かせていただいていますので、またいらしてください。