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1042杯目:まさか、こんな日が来るなんて…日本人がMLBで本塁打王!!!

昨日、MLBロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平選手がア・リーグ本塁打王を獲得したというニュースが飛び込んできた。

野球が大好きな子供の頃、プロ野球ニュースで時々やっていたコーナーがあった。
MLB珍プレー好プレーのコーナー。
現在では、番組が一つできるほど当たり前になっているプロ野球珍プレー好プレーですが、当時はまだそういうのはなかったと記憶しています。
やはりプロ野球は、日本人にとって国技!?と思われるほどプロ野球が大好きで、それの選手と言ったら雲の上の存在。
そんな選手たちのミスプレーを集めて笑うという感覚はなかったのかも知れません。

私感ですが1981年8月26日、後楽園球場で行われた巨人対中日戦で中日の遊撃手・宇野勝選手が後方にフラフラと上がったショートフライを取り損ねて頭にボールが当たり、その跳ね返り方が外野後方まで達する。
そして慌てて外野手が跳ね返ったボールを拾う。
外野を転々としているボールを見て、打った山本功児選手がランニングホームランを狙ってホームに突入、中継を経て寸前でアウト。
カバーに入っていた投手の星野仙一投手がそれらのプレーに頭にきて!?グラブを地面に叩きつける!

全ての絵面が面白かった。
このプレーの張本人の宇野勝選手のキャラクターもあり、これが日本で珍プレー好プレーのコーナーが始まったキッカケのプレーなのではないかと自分は思っている。
エラーした選手が大御所みたいな選手だったら、そのプレーを笑えるコーナーに出来ないもんね。

毎度のことながら(苦笑)大谷選手のホームラン王獲得の話から大きく外れてしまいましたが、当時観ていたMLB好プレーは日本人からすると並外れていた。

投手の投げたボールの球速や勢い。
打球がどこまで飛んでいくんだ!?というほどの打者のパワー。
座ったままでも送球して盗塁を阻止する捕手の肩。
無理な体勢で送球してもアウトにする内野手の肩と身体能力。
フェンスをも恐れない外野手の守備。
ありえない距離からの返球で走者をアウトにする外野手の肩。
走者のスピードや身体能力。

どの好プレーを見ても、まさに海の向こうの世界の野球。
同じルールでやってるプロ野球だけど、どんなに技術が上がっても最終的なDNAの部分で日本人が超えるのは無理でしょう!!!なんて100%思っていた。

ところが1995年の野茂投手から始まり、イチロー選手や城島選手などの活躍で、子供の頃100%無理と思っていたことが間違っていたのを思い知らされた。
所詮、夢や漫画の世界だと思っていたのが現実になった。

そして2003年、巨人の松井秀喜選手がニューヨーク・ヤンキースへ。
子供の頃、100%無理だと思っていたことが現実になっていたこともあり、これはもしかしたら松井選手がMLBで本塁打王!?まっ、本塁打王は無理でも本塁打王争いする位までいくのではないかと期待した。
結果は、松井秀喜選手はMLBでも名を残したしMLB挑戦は成功だったと思うけど、巨人時代に見せた並外れたパワーで大きなホームランを量産していた松井選手だったかというとそうではなかった。
長距離打者というより中距離打者って感じだった。
松井選手のパワーがあると言っても相手投手もパワーがある。
やはり日本のようにはいかないんだ?
やっぱり日本人があんな身体の大きい強力なパワーの持ち主がゴロゴロいるMLBで本塁打王なんて無理なんだ。
松井選手で無理なんだから、日本人がMLBで本塁打王なんて100%無理って子供の頃と同じようにその時思った。
まっ、生まれ持った人種としての身体能力が違うんだからね。って。

ところがところが2023年の大谷翔平選手。
落ちることもある打率ならともかく、ひたすら数字が加算されていくだけのホームランで、最後ケガで25試合も欠場しているのに本塁打王。
その打率も3割。
投手として二桁勝利。

100%日本人には無理!が、全て木っ端微塵に否定された2023年の大谷翔平選手でした。
何なら日本人には無理どころではなく、人類には無理と思える偉業。
日本人未踏を飛び越えて人類未踏。

自分は今、何を大谷選手に見せられているのだろう?f^_^;)

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貴重なお時間の中、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 駄文ながら一生懸命書かせていただいていますので、またいらしてください。