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姉に溺愛されているお嬢様を助けただけなのに… 纏め

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姉に溺愛されているお嬢様を助けただけなのに… 4話

姉に溺愛されているお嬢様を助けただけなのに… 4話

カフェでお茶しながら、〇〇と彩は今度の休みの日に出かける場所について話し合っていた。

その様子を、外から美空は観察していた。

美空:本当、あの子は誰なの?

美空:というか、それにしても…

美空:可愛い!!!!

独り言がうるさくて、一瞬周囲の人に白い目を向けられた。

美空:あ、す、すいません…笑

〇〇:今度はどこ行こうか?

彩:どこでも良いですか?

〇〇:うん。

彩:じゃあ、ハワ

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姉に溺愛されているお嬢様を助けただけなのに… 3話

姉に溺愛されているお嬢様を助けただけなのに… 3話

〇〇と会う約束をして、ベッドに入り眠ろうとしていた彩だが、

彩:明日のテスト頑張って、〇〇さんと電話でどこ行くか話し合って…

彩:ん?テスト…

彩:はっ!まだテスト勉強何もしてない!?

バサッ

ベッドから飛び起きて勉強机に座った彩は、鉛筆を握って数学の問題を解き始めた。

彩:テスト頑張って、また〇〇さんと一緒にお出かけするんだから!

〜数時間後〜

彩:zzz

カチャッ

美波:あ

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姉に溺愛されているお嬢様を助けただけなのに… 2話

姉に溺愛されているお嬢様を助けただけなのに… 2話

〜彩の寝室〜

彩:ふぁ〜、もう朝か。

中世の西欧の装飾が施された寝室で寝ていた彩が目を覚ますと、窓から日差しが差し込んでいた。

(部屋の扉が開けられる音)

彩を起こしにきたメイドが入ってきた。

メイド:お嬢様、朝になり…失礼しました、もうお目覚めでしたか。

彩:うん、今日は天気が良くて早く起きられたみたい。

メイド:それは良かったです。お食事の用意が出来てますので。

彩:うん。あり

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姉に溺愛されているお嬢様を助けただけなのに… 1話

姉に溺愛されているお嬢様を助けただけなのに… 1話

美波:正直に吐け。お前は私の妹に淫らな行為を働いたな?

〇〇:いや、してないです…(なんて誇張表現…)

美波:嘘をつくな!彩の尻に触れただろ⁉️

彩:落ち着いて、お姉さま!違うの!この方は良い人なの!

美波:ああ、あ〜や…この人に脅されて庇うように言われたのね?

〇〇:(いやいや、なんちゅう妄想だよ…)

格好からしてお嬢様な子の隣に立つヤンキー質なお姉さんに、何故〇〇が木刀を突きつけら

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