見出し画像

妊娠後期の記録:こんなにキツいって聞いてない

MBTIがINTJの感情より論理な妊婦が書いているので、サバサバした内容になってます。もっと感情豊かな方だったらもっと愛おしさがいっぱいな後期妊婦レポになると思いますので、不安症の方は読まないでください・・・!

妊娠初期の自分には「妊娠中期をもっと楽しんで!」と言いたかったし、
妊婦が周りにいたころの自分にとっては、妊娠後期にこういうケースがあることをもっと知っていたら、より妊婦さんを思いやることができたのになあと思うので、この記録を残します。


妊娠後期がこんなに辛いって聞いていなかった


幸いにもつわりが非常に軽くて、妊娠初期はつらさはそこまで感じず。
中期に入り、だんだんお腹が大きくなっていく時に腰痛を感じるものの、お腹をサポートするベルトなど使えば軽く済んだし、座っていれば楽だった。散歩もできた。
後期はもうどう回避しようとしても逃れられない辛さがある。

常に横になっていたい

後期になると、長く歩くのはもちろん腰が痛くなるし、まさかの長く座るのもアウトだ。すぐに足がむくむし、息苦しくなることもある。お腹が大きくなると体の中心にある血管を圧迫してしまうかららしい。なんでそんな大きくなるまでお腹のなかにいなきゃいけない設計なのか???誰に言っていいのかわからないけど、責め立てたい気持ちになる。
そして寝る姿勢は左横向きが推奨とのこと。右だと血管を圧迫するし、仰向けはより血管を圧迫+お腹が重くて苦しい。とはいえ左横向きに寝てるばかりだと肩が痛くなるので寝返りを打つ必要があるが、重いお腹だと寝返りも一苦労である。

横になったとしても、息苦しくなることがある

横になっても天国ではない。横になると大きくなった子宮が肺を圧迫するからなのか、息苦しくなることがある。息苦しさを解消するために、枕を高くしたり、気道を広げるために顎を上げたりして姿勢を工夫しないといけない。それでも治らなければ起きたり四つん這いになって落ち着かせる。

胎動が痛い

快適に息ができるようになっても平穏はなかなか訪れない。親がリラックスしたタイミングを狙ってか、お腹のベビーも元気いっぱいになって手足を伸ばし始める。足を伸ばして肋骨に当たったり、膀胱をサンドバックにボクシングを始めたり、これがなかなか痛い。
胎動は19週目から感じ始めて、最初はお腹のなかで生命が生きていることが分かって安心したし、すごいなあと思っていたけれど、30週をすぎると感嘆したり、喜ぶ余裕はなくなった。胎動をぜんぜん可愛く思えない。心を無にして、「ああ、生きてるなあ、ありがとうね」と唱えてなんとか平静を装うが、ただ痛い。

むくみの影響で寝起きに手の指の関節が痛む

胎動に耐え抜いてやっと寝つき、起きた時には手の指がカチコチに固まって痛い。手が浮腫むことでおきる現象だという。ゆっくり曲げ伸ばしを繰り返して10分くらいしたら治るものの、目覚めはよくない。毎朝、指をほぐして痛みを逃しながら起きている。

妊婦は孤独

いくつか私が経験している後期妊婦の症状について書いてきたが、これらの症状が全員に当てはまるわけではない。人によっては後期つわりが酷かったり、切迫早産で寝たきり生活をしなければならなかったり、痛みの感じ方も人それぞれだ。
同じ妊婦同士でも、妊娠を経験した人同士でも、100%症状が分かり合えるわけではないから、
下手をすると苦しみ経験値マウントのようになってしまうところが辛い。
自分特有の症状と1人で向き合わなければいけないこの状況は、結構な孤独を感じる。


産まれるまであと約1ヶ月、さらに大きくなるお腹とベビーとどう過ごすことになるのかなかなか緊張するが、どうにか安全に、健康に産まれてきてほしいと思う。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?