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今の機材がめちゃくちゃです。

38歳にして、隠遁生活をしているカメラマンです。
帰郷して、もう何年経ってしまったのか…。
もうよくわかんない。


この間に、島根県内に20代、30代、40代のフォトグラファーが沢山いることを知りました。
なんか、賞をとった方や。snsが上手な人や、自称の人や、とにかくたくさん!

自分は、カメラマンとかフォトグラファーとかいろいろな考えについて。
プロカメラマンからの嫌味っぽく、意見を言う立場の人間になると思ってました。

途中なのに、結論を言います。

どうでも良くなっちゃってます。
情熱や熱量はあるよ!


若い頃は、とくに。
そういう大人になるだろうな。と。思ってました。

一つは10代の時に、人にとっては大した賞じゃ無いんですけど。

年間で一席を獲っていた。
大した賞じゃ無いというと主催者に失礼なんで。
素直にごめんなさい。


もう一つは、これは20代で、

東京都写真美術館で写真を飾ってもらったことがあります。
個展では無いです。
年間広告のやつで選ばれた写真です。一回だけです。

その辺にこころの拠り所や、昔取った杵柄があるのかもしれません。

嘘です!

ありません、ほんとに。ほんとに?
基本的に後向きに生きてますんで。

Twitterや、YouTubeとかで、たまに見かけるんですよ。
プロカメラマンから見た素人に対しての、なんというか励ましとかに見えて嫌味とか。

あと、写真家っていうと。
また概念がちょっと違っていたりするんで。
そういうのも、あったり。

ほんで、余裕をかましてるってわけでも無いんです。金も無いしね!
ワロタオワタ。

強烈な思い出というか、写真家やカメラマンを志すスタートに居た時。
指標になった話があるんです。

長話です。なるべくまとめたいとか、全然思ってないです。
簡潔にまとまる話とか嫌いなもんで。

遡ること、20年くらい前。
三刀屋高校生、アタクシ。
受験の年になりました。
写真の勉強をするのに、親が唯一オッケー牧場を出したのが日本大学芸術学部でした。

それ以外はNGとのことでした。
まぁ、そういうもんですかね。

ほんで、過去問を見たんです。

“写真1枚観て800字書け”

小論文ですよね。

その写真。眉毛の繋がった、女なのか、男なのか、よくわからん変なひと、

インターネッツも家にねぇ!
田舎の高校生に

フリーダ・カーロなんか
知らねえよ‼︎‼︎‼︎‼︎


というとこからスタートするんですが。
こりゃ、ヤベーということで
写真論的な本を探すことにしました。

Amazonも楽天もあったのか?なかったのか?
とりあえず、近場の図書館に行きました。
とうぜん、ねぇ!

県立図書館に行きました!
ねぇ!

あったのが
島尾伸三のエッセイ。
しまおまほは知ってたよ
サブカル憧れ少年だったしね。

島尾伸三は知らなかった……。
仕方ないじゃん。

それ読んで、なんとか受かったのよ。

よかったーよかったー。
助かったー。


まもなくゴールデンウィークですが。


入学して、初めのゴールデンウィークの課題が都内のギャラリー見てまわってレポートをいっぱい書くってやつでした。

土地勘ないんで、悪い奴は大体友達系の神奈川県の遅れて入った歳上に案内してもらいました。


なんてギャラリーだったかまったく記憶にないんですけど。
新宿御苑の近くだった気がするなー。

趣味でやってるって言ってるおじさんの写真展に行って。

おじさんを。


木村伊兵衛賞、今年獲れるんじゃないですか‼︎‼︎

ばりに褒め称えたんですよ。
いや、マジで。

そしたら、おじさん。

趣味でやってんだけど、先生いるから。
明日、連れてくるから。
写真学生なら、会わせてあげるよ!
ってことになり。
明日また来てってなったんです。

正直、明日も、所沢から新宿かー
と思ったのは当時の内緒です。

翌日、夕方ですね。
行きました。

記憶だと、部屋の壁紙が全部、黒だった記憶があります。

約束より遅れて来た、写真家。
ボロいジャージに上半身は高そうなパタゴニアのジャケット。青だったとおもう。

泡盛の一升瓶片手に現れた写真家。

島尾伸三、じゃねえか‼︎‼︎

東京すげー。
いろいろ質問したしたんですよ。

オチはまた今度にします。

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