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選コミュ元在籍者が語る、選コミュの必要性と選考対策・過去出題問題

こんにちは。24卒のぞうすけです。
新年度になったばかりですが、大学新3年生や修士新1年生の中でも既に本格的に就活を始めている人が出始めている時期かと思います。そして、「選コミュ」というワードも耳に入ってくる時期かと思います。実は、私も某選コミュに所属していました。
この時期は既に選コミュの選考も終盤を迎えつつあり、選コミュの存在を最近知った方は焦りを感じているかもしれません。そこで、私から新卒就活に選コミュが必要なのかと、合格のための選考対策についてお話しします。

そもそも選コミュとは

選抜コミュニティこと選コミュは、ざっくり述べると、超一流企業への就職を支援するサービスです。有名な選コミュとしては、YC Seminar、Alternative Internships、FactLogic Executive、NEXVELなどが挙げられます。
サービスの内容は、グループディスカッションの対策、ケース面接の対策、各社内定者との交流、インターンの選考優遇が多いです。誰しもが参加できるわけではなく、1月〜5月くらいに選考が行われます。サービスの内容柄、コンサルや投資銀行志望者が所属することが多いですが、総合商社志望者もちらほら所属している印象です。選コミュに所属できれば、学生は基本的に無料でサービスを活用できます。
コミュニティごとに、提供しているサービスの内容や選抜時期が異なるので、詳細はご自身で調べてください。選抜時期は、ネット記事の情報と現状が異なる場合があるので、気になるコミュニティのHPを調べてみてください。実際、私も、選考が3月と言われていた選コミュに5月に滑り込みました。

選コミュは必要か

さて、メインの話となりますが、サービスを実際に利用してみて、個人的には「選コミュに所属していて損はないが、必須ではない」と思っています。
その理由を、所属して良かった点と所属不要だと思った点として以下にまとめました。

所属していて良かったと感じた点

⑴インターンの選考が一部免除になる
インターン選考の時期は、学業も忙しい時期です。また、本選考直結型のインターンも数多くあるため、本気で選考対策をして本気でインターン参加を目指すことをお勧めします。さらに、夏から本選考直結型のインターンを行なっている企業は、年内内定を出す企業も多いです。内定を早く持っていると、エントリーする企業も絞れるので、後々の就活が楽になります。また、自身の気持ちとしても、安心感と自信を持って就活を行えます(これは、かなり大事だと思っています)。そのため、インターンといえど、エントリー数を増やして、沢山対策を行ってジョブに参加してくることをお勧めします。その際に、選コミュの優遇ルートを活用して少しでも選考過程を免除することで、効率的に就活が行えると思います。
実際に私は、日系大手金融やメガベンチャーの優遇ルートを活用して、グループ面接やエントリーシートを免除してもらいました。インターンの参加にも繋がりましたし、研究をしながらの就活だったので、選考が1ステップ、2ステップでも免除になったのは、時間のやりくり的に助かりました。

⑵過去の内定者との交流が手厚い
所属する選コミュ次第ですが、新卒入社前・入社後の社員と交流する機会が多くあります。特に、新卒入社前の人と話せる機会は、選コミュならではだと思います。内定者とお話しすることを通じて、選考の攻略情報や企業・業界分析を進めやすくなると思います。また、将来一緒に働くかもしれない方の雰囲気を掴めるため、仮にその企業のインターン選考で落選しても、本選考の選考のエントリーシートや面接のエピソードとして活用できるかもしれません。

所属不要だと感じた点

⑴ケース面接やグループディスカッションの練習機会は選コミュに選ばれていなくても得られる
選コミュを運営している会社が、選コミュに所属していない方へも無料の練習会を提供してくれます。コンサルや事業会社の現役社員が講師を務めてくださり、フィードバックを頂けるような会も沢山あります。
また、友人・知人と一緒に練習会を行うことでも能力を高められると思います。実際、私と一緒に練習をしていた友人達は選コミュ無所属ながらもBig4クラスやそれ以上の外コンのインターンに参加して内定を獲得しました。

⑵社員と話す機会は選コミュに入れなかった人にも与えられる
社員との交流の機会も選コミュ無所属の方に無料で沢山提供されています。社員1人に対する学生の参加人数は選コミュ限定交流会と比較して多いかもしれませんが、質疑応答の時間に挙手すれば大抵の場合は回答をもらえます。また、ビズリーチキャンパスなど、個別にOB訪問を行えるサービスもあるので、社員交流に関しては、無理に選コミュにこだわる必要はないと思います。
ただ、入社前の内定者(1個上の先輩)のお話を聞く機会は、選コミュならでは良さだと思います。

以上、選コミュの必要性について述べてきましたが、読者の就活生の判断の参考になれば幸いです。記念受験だと選コミュ運営会社に迷惑がかかってしまうので、受験するならそれなりの覚悟が必要ですが、選抜試験に受験費はかからないので、自身の腕試しに参加してみるのも良いかもしれません。

選コミュに選ばれるための対策と、試験の過去問

選コミュへの所属には、選抜試験への合格が必須です。応募する選コミュによって、試験の内容は異なります。
私が2022年春に受験した選コミュの試験問題は以下の通りでした。

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