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繋がりの大切さ

年末、年明けと何を書こうかと考えている間にいろいろな事が起きて、
頭の中で様々な思いが巡っています。

昨年はコラボレーションという形でいろいろな方と一緒に一つのイベントや作品をつくるという機会に多く恵まれて、今までとはまた違った一年間でした。

12月にはたくさんの方にご協力いただき東京・大阪と個展も無事に開催することが出来ました。

自分の中で展示会をするというのは「場」を作ることだと思っています。
もちろん作品を見ていただき自分の収入に繋げるというのも目的の一つです。
ただ、それだけではなく展示会を行うことでいろいろな方々の交流や新しい感性との出会いなど日常生活ではなかなか起こりづらい事が起こる「場」にしたいと思っています。
自分のやっている事やライフスタイルが少し特徴的なこともあり「イタリア」「職人」「木」「ものづくり」などのキーワードの中でもかなりディープな所にいます。
一つのことに対してディープになればなるほど日常生活の中ではそういった会話はしづらい事もあり、どこかで発散できる機会を求めている方も少なくないはず。
実際に自分の展示会にはそういった方々が来ていただく事も多く、たまたま居合わせた方同士で話が盛り上がり新たな繋がりが生まれるといった事も珍しくありません。
なのでただ作品を見てもらうというだけではなく、そういった事が起きやすくなるようにレイアウトなども一工夫しています。

日本で大きな災害が起きるたびに考えるのは日頃からいろいろな方々と繋がりを持つ大切さ。
誰かの頭の片隅に残るというのは簡単ではありませんが、
「あの人は大丈夫かな?」「何か出来ることはないかな?」
そんな思いが身を助ける事に繋がるというのもあると思います。

日本は厳しい年明けとなってしまいましたが何とか2024年も良い年だったと言えるようになるといいですね。

それでは本年度もよろしくお願いいたします。

-Fin-

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