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2022年日本での個展のご案内

フィレンツェはここ最近、暖かい日が続いていますが朝晩はやはりだいぶ冷え込むようになってきました。
今年もなんとなく終わりの気配がしてきましたが今年も日本で個展を開催します!

今年は私が2007年にフィレンツェに来る前まで営業職として勤めていた家具メーカーエーディーコア・ディバイズの東京・大阪それぞれのショールームで開催します。
上質な家具でコーディネートされたインテリア空間の中に木象嵌を合わせるとどう見えるのか?そんな雰囲気も楽しんでいただけると思います。

会場
AD CORE DEVISE ショールーム
http://www.adcore.co.jp/

東京:渋谷区広尾2-13-2 TEL 03-5778-3341
11月30日(水)〜12月3日(土)
11:00 - 17:00

大阪:大阪市中央区南船場2-6-12 SEDC PLACE 2F TEL06-6265-2060
12月6日(火)〜12月8日(木)
11:00 - 17:00

今年のテーマは「Radica

Radica/ラディカとは木の瘤(コブ)のこと。
最近ではパティーヌ加工された革の商品名として使われ人気ですが名前の由来はこの木の瘤のデザインにあります。
加工は難しいですがその断面は独特で魅力的な木目に出会えます。
一般的な家具では加工の際にクセが強いため嫌がられることもある瘤の部分ですが木象嵌ではこの独特なデザインを活かした作品が多く作られています。

今年は特に珍しい部分をいくつか選んで直径42cmの円板に固定。
その自然の木目からのインスピレーションで様々な景色を表現した新作を数点準備しています。

その中でDMの写真にも採用した作品を一点ご紹介。

素材はリオ(南米産)と呼ばれるかなりサイズのある突板


その一部分を直径42cmの円板に接着固定

いろいろな角度で眺めているうちに見えてきたとある景色。
今回はより自然の木目を感じ取ってもらうために最小限の木象嵌で表現。



小さなヨットとその影、ほんの少し光の装飾をしたことによって木目の中に景色が浮かんできたかと思います。

他にも靴木型の新作や小物も準備しておりますのでお楽しみに!
会場の作品についてはご購入可能です。
馴染みの無い木象嵌という技術なので実際に会場で見ていただくとSNS上の写真とは違う見え方がすると思います。
もちろん思いついたアイデアをその場でオーダーというのも可能ですのでぜひ会場まで足をお運び下さい。

開催まで作品紹介や会場案内なども随時アップしていきますのでよろしくお願いいたします。


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