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【回想録】いよいよ自営業タイプ滞在許可証へ切替の戦いが始まる

この頃になるとイタリア語も日常会話は問題ないくらいになっていたものの申請など非日常の事となると単語のボキャブラリーが足らない。
妻と二人分のボキャブラリーでなんとか対応しようという作戦でした。

イタリアの移民局は一度体験したことのある方であればわかると思いますが本当に地獄。
本気で出稼ぎに来ている諸外国の人たちにとっては命がかかっているのでビリっビリの緊張感。
そんな中に入ると日本人の自分たちがどれだけ平和ボケしているのかをハンマーで叩かれたように思い知らされる。。。

それでも今回は自分の今後の人生がかかっているので負けていられない。
と言いつつも数年ぶりに出たFlussiという政府からの滞在許可証切り替えのチャンスということでいつにも増してカオス。

順番待ちの番号などもなくただただ待ち続ける。
1時間経っても対応してくれる様子もなく、自分だけだったら諦めて帰っていたかも、、、というタイミングで妻がイタリア人の局員らしき人の姿を見かけてさっとその後を追う。
どこかの部屋に入ったな、と思うと妻に呼ばれて一緒に部屋へ。
事情を説明するとなんと自分の申請にNGを出した担当の方でどうやら記憶があったらしい。
理由を聞いてみると、まさかの自分がオンライン手続き上でクリックの場所を勘違いして変な項目をチェックしてしまいそれがひっかかっていただけとの事。

書類上で再確認して問題がない事が分かり県庁の方では問題なく手続きを進められる事に!!

ただ、滞在許可証の学生から労働タイプへの切り替えには県庁、市役所、警察、商工会議所と全ての関門を突破して初めてクリア出来る。

ようやくスタート地点に立てたというだけで本当の戦いはこれから。。。

続く

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