こわごわと思い切って手をあげてみる
作品をまとめてるWordPressの連絡フォームに、たまに募集の案内がくる。
的な案内が時々くる。
初めてその手の案内が来たとき、わくわくやどきどきを感じつつもうさんくささも感じ、検索するとやっぱり訝しげなことやってるって、何人ものコメントが見つかる。
今回もそんな感じのが来たと思った。
って内容だった。
どんなとこなんだろう?って検索しようとしたら、案内の途中に、関連の企画で炎上騒ぎに巻き込まれたけど、真摯に対応したことで落ち着いていった。という騒動を取材して応援してくれる記事へのリンクが載っていた。
きちんとしたところだなって思いつつも、まだ不安な気持ちはあった。
少し前に、雑誌で公募があって、一個応募した。
やりたいことがあるなら、手を上げないとって思ってた。その気持ちがちょっと強くなってた。
自分のホームページ作るのだって、noteにアカウント取って作品を載せるのだって、他にも作品紹介のスペースを持てる手作り通販サイトとかだって、やりたいって気持ちを誰かに伝えたいから。
需要にむかって、手を伸ばそうとしてるから。黙って一人で籠もってても、思うような反応は永遠にない。
今回の案内も、作品紹介サイトに登録してて、そこ経由で連絡しましたって書いてあった。
どう思ってるか言わないと。言ったからってすぐに叶うとは思ってないけど、言わないと伝わらない。
買わない宝くじが当たらないのと同じだよ。って思った。
なるべくお金かからない方向で、宣伝できたらいいなって思ってる。口コミで広がればいいと思ってる。
黙ってても売れていけばいいけど、黙ってても売れなかったんだからアピールしないと。見てもらうのにお金かけるのは世の中みんなしてることだし。
過去にデザフェスとか何度か出してるし、あれだって安くなかったし。
毎回思うような反応があったわけでもないし。当たりかもってこともあれば、ハズレだったってことも何度もあった。
今回の本を作る企画の募集も、変なとこだったらってことで少し心配した。外れだったら嫌だなって思った。
知らないことは不安だ。やったこと無いことは心配だ。
でも、授業料だと思えれば挑戦してみてもいいかもって、考えがどんどん変わっていった。
そもそも、問合せフォームに案内が来ること自体珍しいことだった。
自分が、外に向けてつながりを求めたくて雑誌の公募に応募したタイミングで、こういう案内がくることに、縁を感じた。直感。
さっと手を出さないと、チャンスの女神に後ろ髪は無いって言うし。
振込をして、データも送った。でも、まだ肝心の本は出てない。過去に出したという本は一冊買ってみて、良い、悪くない!って思えた。たぶん、同じようなのに自分のが載って発行されるのだろう。
きっと何かいいことがある。そんな気がする。
このときのように、求めた結果は得られなかったけど、副産物的に、お菓子もらえてうれしかったし、いい思い出になったし、人に話す話題にもできた。
一冊買った作品集には、作家のURLが載ってて、勉強しようと全部、テキストに起こした。URLの有効無効チェックを兼ねて。
気が向いたのしか見てないけど、打ち込んでみて良かったって思う。自己紹介の仕方とか、仕事の依頼の受け方とか、知らないことがいっぱい見れた。
気が向いたのをちらっと見るぐらいしかしないので、URLの有効無効のチェックだけでも、百何人の紹介されてるページ見れたのは、ちょっとがんばったって思えた。
なにより、企画して本を作ってる人はこれをやってる。すごい。しかも、掲載されるまでにもっとたくさんの人のサイトをチェックして、募集して依頼して連絡して、って色んな雑用的なこともたくさんやってて、大変だなって思って感心した。
少し知らないことを知れて、ハズレでも嫌じゃ無いって思えてきた。
他人様の労力に、ありがとうって気持ちになれた。
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