”地域 × eスポーツを科学する” プロローグ

はじめまして。

ZORGE note編集部です。

まずはご挨拶として、自己紹介を。ZORGEは 「eスポーツで地域社会を育み創造する」をビジョンに、富山県を拠点にeスポーツ関連事業を中心にイベント企画・運営などを展開しております。設立は2018年8月で、現在は社員数4名、その他のスタッフも含め総勢約10名ほどの小さな会社です。（法人化前の活動も含めると2016年より富山県にて事業開始。）

ZORGEは地元でもある富山県に根差してこれまで活動し、地域活性化の観点からeスポーツで富山県をさらに面白くするべく、eスポーツに関する取り組みをこれまで数多く行ってきました。これからも、地域の魅力をeスポーツを通じて県外に発信しするとともに、地域でeスポーツを育んでいきます。

（株式会社ZORGE ウェブサイト - http://zorge.jp/）

経緯について

以前により、社内で全国各地のeスポーツ団体をリサーチをしており、各地域によってeスポーツにまつわる活動内容や目的が多種多様である現状があります。

ある地域では、ゲームコミュニティの活性化のため

ある地域では、若年層への観光PRのため

ある地域では、子どもへの教育の一環やシニアへの健康増進のため

など、全国の各地域にはそれぞれの特色があり、同じカテゴリーでの取り組みでも状況や目的が領域内で異なっているのでは、インターネットで情報収集しているだけでは見えない部分もあると感じたため、実際に地域で活動されている方たちから話を聞いてみたい！となったことが経緯です。

【話聞かせてくれる方、募集！】

日本各地で地域に根差して活動しているeスポーツ団体やコミュニティの方、聞かせて下さい！（活動を始めたのか理由、今後の目標、課題など）

純粋に自分の知見を広げるためにも聞きたいというのもあるのですが、せっかくなので内容をnoteにまとめていきます！😤 pic.twitter.com/hND5WVWhQ6

— PUSHMAN / 堺谷陽平 (@yoheisakaidani) May 6, 2021

日本各地、可能性に溢れている

本当に、日本のeスポーツシーンは遅れているのか？地域からeスポーツを捉えたときの課題の本質はどこにあるのか？

同じ日本に居てもでも見えていないことや、届いていない、そういった魅力ある部分ですら多いと感じています。

「地域 × eスポーツを科学する／LOCAL ESPORTS」では、

日本各地で活動をしている個人や団体企業様の、これまでの活動、今後の展望、将来的な目標などを取材させていただき、eスポーツにまつわる

よかった体験や取り組み

あまり上手くいかなかったこと

地域で起きているリアルな課題や悩み

などを、このnoteを通じて皆様とシェアし、日本国内におけるeスポーツシーンの更なる活発化、発展に繋がるキッカケになればと考えております。それぞれの方の話を聞いて各地の事例などをレイヤーとして見たときに、見えてくることも沢山あるでしょう。

沢山の方たちのご協力のおかげもあり、ありがたいことに既に20名を超える地域で活動されている方から話を聞かせて頂く場を順次セッティングしております。

この記事を公開するまでに数名の方から、eスポーツ団体、コミュニティイベントの主催者、ゲームを開発されている方... などと、お話を聞かせていただいております。
その中から、eスポーツ団体という視点だけを例にあげても、地域によって団体が設立された経緯が異なれば、地域の環境によって目的も異なり、その取り組み方も本業をしつつ徐々に比重を傾けていく団体もあれば、既存の企業の派生からそのリソースも活用しつつ取り組んでいる団体など。勿論、視覚的にも分かりやすい地域の特色を活かした催し物なども様々な事例があります。

コロナ禍において変わった部分も、今後変えていかなければいけない部分も様々ありますが、これまでとは違った、地方に対して可能性が集まっている前向きな感覚も感じています。

モデルケースと言われている事例なんかもあるなかで、その取り組みや過程、再現性の観点から考えるとそのまま着地させることは現実的ではなく、実際に活動してきて他の地域の方たちとディスカッションをしてそう思うことが大体です。

しかし、その中でも沢山の異なる環境や立場から生まれた事例が既に日本各地に溢れている現状もあり、それらの活動をされている方たちからの話を聞いて集約て発信し、各地域の視点から各々が考察したり置き換えて考えてみることで、きっと日本国内のeスポーツシーンはもっともっと面白くなると考えています。そういったところにこそ普遍性があり、ひいてはeスポーツが各地にある地域課題の解決にも繋がると思っています。

既にお話を聞かせてもらった数名だけでも、私たちにとって刺激的であり、参考になることが沢山ありました。今後、各地で活動されている方たちから話を聞いていけることが楽しみで、早く皆さんに共有していきたいです。

活動されている方だけではなく、読者の方も含めて皆さんで"地域 × eスポーツ"を科学していきたいと考えておりますので、話してもいいよ！という方、他薦でも良いですし、こういった話も聞いてみて欲しいなど、意見やご要望があればSNSでも結構なのでご連絡いただけると幸いです。

記事の公開につきましてですが、更新頻度は週1本～場合によっては2本ペースにて、6月上旬より順次公開していきます。

どうぞ、よろしくお願いいたします。

（ZORGE note編集部 ／ Twitterアカウント @zorge_official）