東京都恩賜上野動物園のジャイアントパンダ
【ZOO 21st ~21世紀の動物園note~】
2024年10月4日更新
2024年1月30日更新
1.上野パンダのプロフィール
●画像あり
●画像なし
暁暁(シャオシャオ)♂ '21.6.23上野動物園生まれ
蕾蕾(レイレイ)♀ '21.6.23上野動物園生まれ
香香(シャンシャン)♀ '17.6.12上野動物園生まれ ='23.2中国へ=
陵陵(リンリン)♂ '85.9.5北京動物園生まれ ='08.4.30没=
シュアンシュアン♀ '87.6.15メキシコ・チャプルテペック動物園生まれ='05.9.26帰国=
2.上野パンダの歴史
●1972-2008
日本に初めてパンダがやって来たのは1972年10月28日。日中国交正常化の記念として康康(カンカン)♂と蘭蘭(ランラン)♀が贈られた。まだ子供だった私はなんだか遠い世界の出来事として覚えている。
しかしながらランランは'79年に、カンカンは'80年に亡くなってしまう。
その後、それぞれの後釜としてやってきた飛飛(フェイフェイ)♂と歓歓(ホアンホアン)♂の間に、'85年、人工受精で初初(チュチュ)♂が誕生するも45時間で死亡。
だが、'86年に生まれた童童(トントン)♀、'88年に生まれた悠悠(ユウユウ)♂は無事成長。ユウユウの方は'92年に、トントンのお婿さんとなる陵陵(リンリン)♂と交換に北京動物園へ旅立った。
けれどもトントンの方は'00年に死亡。今はリンリン1頭と言う訳である。今回調べてみて驚いたのは彼が既に17歳(2003年現在)であると言う事。私がいい加減オヤジだと思っていたエイメイでさえまだ10歳ほど。来日したパンダは皆短命なので、パンダの本来の寿命っていくつくらいなのだろう?と改めて思った。
リンリンは、メキシコ・チャプルテペック動物園でお嫁さん探しのため3回もメキシコを訪問。
その後2003年12月3日、新たにメキシコ・チャプルテペック動物園からシュアンシュアンを迎えるもお見合いは成功せず期限切れとなる。
そして時は流れ、2008年4月30日、彼は22歳でこの世を去った。人間に換算すると70~80歳、パンダ界ではご長寿だったようだ。
大往生ではあったが、唯一日本に所有権のあったパンダがいなくなってしまったのは悲しいところである。
●2011-2023
2011年2月21日、ついに上野動物園にパンダ再来。4月1日から一般公開されることとなった。
名前はオスが力力(リーリー)、メスが真真(シンシン)となった。上野ではやっぱりチャイナチックな同音の繰り返しを用いた命名法が踏襲されているようで・・・。
その2頭の間に、2017年に待望の子供、香香(シャンシャン)が生まれ、さらに2021年には双子の暁暁(シャオシャオ)と蕾蕾(レイレイ)が生まれる。
●現在上野動物園には2頭のジャイアントパンダがいる
香香(シャンシャン)は2023年に中国に返還されたが、両親の力力(リーリー)、真真(シンシン)と、双子の暁暁(シャオシャオ)・蕾蕾(レイレイ)の4頭のジャイアントパンダが上野動物園にいる。
その後2024年9月29日に力力(リーリー)、真真(シンシン)が中国に返還され、残るジャイアントパンダは2頭となった。
3.東京都恩賜上野動物園のジャイアントパンダの写真集
【見出し画像 2013年2月 東京都恩賜上野動物園のシンシン】
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