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ウシ(口之島牛・三島牛) Cattle

ウシの品種

◆ホルスタイン
 ホルスタインのページ参照。
◆ジャージー
 イギリスのジャージー島が原産。
 体長120~145㎝、体重350~700㎏。
 牛乳を採るために飼われているウシ。脂肪分の高い牛乳が採れる。
◆ヘレフォード
 イギリスが原産地。
 体長130~137㎝、体重550~1000㎏。
 食肉用のウシ。
 寒さや乾燥にも強く、世界で最も広く飼われている。
◆シャロレー
 フランスが原産地。日本でも北海道などで飼われている白いウシ。
 体長150㎝、体重700~1200㎏。
 食肉用のウシ。
 角は小さく、ないものもある。
◆口之島牛
 鹿児島県トカラ列島の口之島に自然状態で生息しているウシ。
 体高1~1.2m、体重230~470㎏。
 日本古来の在来牛として、西洋種や改良された和牛と交雑することなく残っている。

2009年7月 東京都恩賜上野動物園にて 口之島牛のメスの桜

◆見島牛
 山口県萩市見島で飼われてきたウシ。
 体高120㎝、体重250~320㎏。
 現在ある和牛の原型で、飼育されていた牛としては唯一西洋種と交雑されなかった牛で、国の天然記念物にも指定されている。

2009年7月 東京都恩賜上野動物園にて 見島牛のオスの初春

ウシ解説

偶蹄目 ウシ科
学名:Bos taurus
ウシは、野生のオーロックス(絶滅)をもとにして、新石器時代に西アジアで家畜化されたと考えられている。
家畜化の過程で、世界各地でさまざまな品種が生じて、姿形もかなり異なるようになった。
食用では肉牛として牛肉や牛脂を、乳牛として牛乳を採るために飼養される。
役牛として農耕(耕牛)や運搬(牛車)などにも利用される。
牛皮は「牛革」としてかばんやベルト・靴など衣類・装身具等の材料にされる。
牛糞は肥料のほか地方によっては重要な燃料及び建築材料として利用される。

他の種類のウシ

【見出し画像 2009年7月 東京都恩賜上野動物園 西園、こども動物園の桜】

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