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ヒツジ Sheep

【ZOO 21st ~21世紀の動物園note~】

種によって様々

 飼いヒツジは種によって見た目や用途や原産国が異なる。
 アドベンチャーワールドにいるのは、顔の黒いのがサフォーク種で、イギリスのサフォーク州が原産。顔が長く、頭部と四肢は黒褐色で毛が無い。毛の長さは8~10㎝。体重はオスが120㎏、メスが90㎏。大型の肉用種である。
 一方、顔の白いのはコリデール種で、ニュージーランド原産。頭部が大きく、毛は白色で毛の長さは10~15㎝。体重はオスが100㎏、メスが70㎏。毛肉兼用種である。

2003年4月 アドベンチャーワールドにて

 顔が毛むくじゃらなのもコリデールなのかなぁ?

顔が毛むくじゃら

ヒツジ解説

2009/9 in神崎農村公園ヨーデルの森

偶蹄目 ウシ科
学名:Ovis aries
人とヒツジの歴史は紀元前6500年頃にも遡る。
イラク北部から始まり、パレスチナを経てアジア、ヨーロッパ、アフリカに伝わり、15世紀の大航海時代に現在のアメリカやオーストラリアへ。日本へは江戸時代末期に伝えられ、明治時代に本格的に飼われるようになる。
現在ヒツジの種類は3000種と言われていて、毛用(毛皮用)、肉用、乳用など様々な用途に利用されている。
草、穀類を食べる。
角は品種改良によって雌雄とも、ない。

ヒツジの写真集

【見出し画像 2006年11月 白鳥動物園 ヒツジとムフロンのミックス】

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