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ルールを守ることを子供にどう伝えますか?勇気づけ子育て流の伝え方

こんにちは、ぞみーです。

昨日は知人が所属する区民オーケストラの定期公演にご招待いただき、長男と2人でオーケストラの生演奏を聴きに行ってきました。

子育てしているとそんな機会をなかなか持つことができないので、ご招待いただけるのは大変ありがたいです。

この定期公演にお邪魔するのは2回目で、長男も人生2回目の演奏会鑑賞です。
当然クラシックコンサートなので、いつもよりお行儀よくしてもらわないと困ります。

このような、公共の場所やマナーが必要な場所での子供のふるまいに対して、あなたはどのように声掛けをしますか?

今日はそんな、ルールやマナーを子供に伝える時の声掛けについてお話します。

子供はルール・マナーを知らない

4月に初めてご招待いただいた時まで、長男はオーケストラの演奏会なんて行ったことがありませんでした。

当然、演奏会場でのルールやマナーを知りません。

そのため、大人がルールやマナーを事前に教えなければ子供が不適切な振る舞いをしてしまうのは、当然のことです。

なので、まずは事前にルールやマナーを教えることが大切です。

電車に乗って会場に向かいながら、長男に声をかけます。

「今日の演奏会、楽しみやね。みんなが気持ちよく演奏を聴けるようにするには、どう過ごしたらいいかな?」

ルールやマナーを教えると申しましたが、我が家では一方的に教えるよりも子供に考えさせる問いかけを投げることが多いです。

すると、長男は余裕といった感じで答えます。

「静かに座っておくでしょ!あぁー、楽しみ~~~」

少しテンションが高めだったため一抹の不安を覚えながらも、答えは正しいので次はお約束です。

「うん、正解。静かに座れなかったら、他のお客さんに迷惑になるから会場から出るからね。」

このように、ルールやマナーを守れなかった時の対応方法を子供と事前に確認しておくことを、勇気づけ子育てでは大切にしています。

そんな話をしながら会場に着き、演奏会が始まりました。

分かってて当然だろうは通用しない

実はこの時、私は1つ忘れていたことがありました。
それは、「会場内では走らない」というお約束をすることです。

大人からすると、演奏会の会場で走らないというのは当たり前のことです。

ですが、子供はこの「当たり前」を知りません。

大人の

「常識的に考えればわかるだろう」
「当然わかってるだろう」
「この前言ったからわかるだろう」

というのは、子供には当てはまらないのです。

だから、事前にきちんと話をしなかったことを子供がしでかしたとしても、それは仕方のないことではあるのです。


そして、、、
私が話をすることを忘れていたばっかりに、元気いっぱいの長男は休憩時間中に私がお手洗いに行っている間、ロビーを走り回っていたのです・・・。

お手洗いから戻ると、息を切らしながらのどが渇いたと訴えてきます。

まさかと思って、「走ってた?」と聞くと、うれしそうな声で「うん!」との返事。

やってしまった・・・と思いながら、私は長男と話をします。
事前に話をしていなかったのですから、叱ることはできません。

「あのね、、演奏会では静かに座ろうねってさっき話したよね?休憩時間も、ロビーで走り回ったりするのはマナー違反なんよ。他のお客さんにご迷惑になるから、やめてください。」

そう話すと、長男は「えーそうなの?」との返事。

ほら、小学校2年生でも、ちゃんと言い聞かせないと分かっていないんです。。
(もちろん、お子さんによっては分かっている子もいらっしゃると思います。)

そして、再度約束をします。

「後半も、静かに座っていることと会場で走り回らないことを守ってね。それができなければ、会場から出るし、次回お誘いいただいても連れてくることはできないよ。」

ちなみに、このルールやマナーを守れなかった時の対応方法は単なる脅しではありません。

「勇気づけ子育て」では、守れなければ本当に約束した対応方法を実行します。
実はある意味、𠮟りつけるよりも厳しい子育て方法なのです。

お約束後の長男

その後の長男は、、一応お約束は頑張って守っていました。

もちろん、演奏中に楽器のことや音について小声で私に話しかけてしまうこともありました。
靴と靴下を脱いで、椅子の上で体育座りをしながら見たりもしていました。

傍から見るとパーフェクトな鑑賞態度ではありませんでしたが、すべての曲で寝たりすることなく、興味を持って聴いていました。

そのため、まぁ今回は及第点です。
会場を出ることにならなくて、ホッと一息です。

まとめ

一度や二度の言い聞かせや体験で、子供がなんでも完璧にできるようになる訳がありません。

ガミガミ叱るのではなく、何度も言い聞かせて、考えさせて、経験させなければ、できるようになりません。

経験していく中で、子供が失敗することもあるかもしれません。

でも、よっぽど大きく人に迷惑をかけたり、自分や他人を傷つける結果とならない限りは、失敗も経験です。

その様子を見守り、サポートしながら、子供にルールやマナーを教えていくことが、「勇気づけ子育て」流なのです。

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