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おススメ子育て・教育本(2)「「非認知能力」の育て方~心の強い幸せな子になる0~10歳の家庭教育~」

こんにちは、ぞみーです。
長男出産以来7年間で、家事育児仕事の合間に子育て・教育関連本を読んで、その数100冊以上となりました。その中でおすすめの本を紹介していきます!(ほんとはいつか自分の本を紹介してみたい・・・)

今日は私が子供の教育を考えるきっかけとなった本を紹介します。

2018年に長男が3歳になり、私は長男の教育をどうしていくか考えていました。SNSで見るように、小学校4年生から塾に入れて中学受験していい中学へ?それとも自分自身がそうだったように、小学校受験して国立小学校へ??てかそもそも変わりゆく世界で、子供たちにどうなってほしいのか・・・
そんなことを悶々と考えている中で出会ったのが、こちらの本でした。

今ではかなり認知度が高まっている非認知能力について、なぜ今注目されているのか、そしてどのように伸ばしていけばよいかをご自身の子育ての経験から解説している本です。

私は、どう変わっていくかわからない時代こそ、精神面の強い子どもが求められていると思うのです。どんな時代や状況になっても臨機応変に対応できる子どもです。今日あった仕事が、明日はもう機械に奪われてしまうかもしれないのです。テストに出る知識ばかり覚えてきた子どもは、この変化にどう対応していくのでしょうか。簡単には折れにくい、しなやかな心。そして、どんな逆境からも這い上がっていける回復力。これは「レジリエンス」と呼ばれ、教育界でも大変注目されている非認知能力のひとつですが、こうした力を持つ子どもの方が、変化や逆境にはずっと強いはずです。そして真に幸せな自分の人生を歩んでいけるはずです。

ボーク重子. 「非認知能力」の育て方~心の強い幸せな子になる0~10歳の家庭教育~

IT業界にいる身としては、著者のボークさんがおっしゃるこの言葉がものすごく刺さりました。ほんとそうだよな、と。
アメリカや中国を筆頭にどんどん新しい技術が出て実用化されています。インターネットでどこでも何でも検索でき、知識を持っているだけではなく、その知識を変化に合わせてどう活用していくかを考えられる人財でないといけない。そのことを日々業務を通して感じていたので、ボークさんの言葉にうなずくばかりでした。

そして、もう一つ刺さったことが。

親は、子どもが何でも挑戦できる、何度でもやり直せる安全な環境をつくることが大事です。
(中略)
安全な環境には3つの柱が必要です。 
①「子どもの存在を認めること」 
②「個性を認めること(子どもを自分とは違う一人の個人として尊重すること)」 
③「子どもが楽しむことを重視した環境」
(中略)
安心して何でも言える環境を用意することで、子どもがより大きなコミュニティに出ていくための自己肯定感や自信や回復力、そして勇気を育むのです。

ボーク重子. 「非認知能力」の育て方~心の強い幸せな子になる0~10歳の家庭教育~

あれ!?ボークさん、アドラー心理学かじってる!?!?
当時ちょうどアドラー心理学を学ぶため「マンガでやさしくわかるアドラー式子育て」を読んでいたのですが、言ってることが同じなんですよ。

子供が安心してチャレンジできる環境を作るには、子供を認めて尊重する。そうすれば自己肯定感や自信、回復力、勇気を育める・・・
ボークさんがアドラー心理学を学んだとは書かれていませんでしたが、対応方法がまるっきりアドラーなんです。

その時、私は確信しました。アドラー心理学の考え方を習得して実践していけば、非認知能力を伸ばして未来の世界で幸せに活躍できる子を育てることができると。

最初はイヤイヤ期の子供との関係に悩んで手に取ったアドラー心理学でしたが、これからの世界で生きる上で必要な教育的な面でもアドラーは適しているのではないか・・・
そんな想いがむくむくと沸いてきた私は、ますますアドラー子育てを実践するようになったんです。アドラー子育てを実践した結果、非認知能力がほんとについたのか?については、また別の記事にて書きますね。

ボークさんの本に戻りますが、教育改革が進んできて認知度が上がってきた非認知能力について学ぶには丁度いい本です!
お子さんが小さい方で、非認知能力というワードが気になる方は、ぜひ読むことをおすすめします。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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