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勇気づけ子育て的に考える、学校の学びで大切なこと
こんにちは、ぞみーです。
先日長男が通う探究型オルタナティブスクールで、授業参観がありました。
(オルタナティブスクールとは、文部科学省管轄外の学校です。シュタイナーやサドベリーなど、海外のカリキュラムを取り入れている学校もあり、最近増えてきています)
そこで長男の様子を見ながら、あるママから聞かれたことがありました。
「長男くんって、何でもできるから学校での学びは簡単って感じですか?」
と。
長男の学校での様子、実際のところ
そう言ってくださって、ありがとうございます。
確かに長男は器用で、親の私が驚くほど勉強もスポーツもさくっとこなしているようです。
こちらの記事でも書いたのですが、学校の先生方からも「長男は自律的に自信を持って学べている」とフィードバックいただいています。
そのため、外から見ると、学校生活は彼にとってeasyなんじゃないかと見えるのも、理解できます。
ですが、、実際のところはそうじゃないのです(笑)
詳しくは個別の記事でまとめていこうと思っていますが、まぁいろんなことを経験して帰ってくるのです。
先月は、1か月のうちに2回も泣きながら帰ってきました。
夜寝る前に少しだけ、ふたりっきりの対話の時間を設けるようにしているのですが、、
そこでプンプン怒っていたり、「どうしよう~~~」と弱気な発言を繰り返していたり・・・
全くもって悩んだり怒ったりしない、穏やかな1週間を過ごすことができることは、この2年間でほとんどなかったのではないかと思うくらいです。
それくらい、お友達や先輩後輩、先生との関係の中で揉まれ、いろんなことを感じ、考えているようなのです。
学校の学び、何が一番大切か
多くの方は、学校の学びで大切なのは算数や国語、英語、理科社会といった、いわゆる認知能力を高めることだと仰るのではないでしょうか。
それも、もちろんとても大事です。
でも、長男の様子を見ていると思うようになりました。
学校での学びの本当に大切なところって、認知能力を高めるだけじゃないなと。
そして実は私、少し前は、やり抜く力とか、集中力、忍耐力、失敗から立ち直る力などの、いわゆる非認知能力を高めることが大切で、学校でそういった力を伸ばしてきてほしいという期待を持っていました。
でも、最近の長男の様子を見て、それもちょっと違うなと思うようになりました。
認知能力、非認知能力といった、定義できる力を学ぶことよりも何よりも、私が学校の学びで大切だと思うようになったこと。
それは、、
いろんな出来事の中で、自分はどう考えて、どう行動していくか、何が自分にとって大切で、どんな風に周りと関わっていくかなどを、答えが出なくても感じ、考えていく。
これこそが、学校の学びで得ることができる大切なことなのではないかなと思うのです。
勇気づけ子育てでできること
そして、この子供の日々の経験を大きな学びにしていくには、勇気づけ子育ての考え方がとても役に立つなとも感じています。
勇気づけ子育てでは、
子供を一人の人間として尊敬信頼し、子供の力を信じて見守り、時にサポートする
という考え方で対応します。
日々子供が経験してくる出来事の中には、親が驚くようなことや、心配になるようなこともあります。
でも、話を聞き、共感して、時にヒントを与え、そして子供の力を信じて見守ることを続けていれば、子供はたくさんのことを学んでいってくれるのです。
そんなことを、長男の寝顔を見ながら思ったのでした。
では本日はこの辺で。
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