「勇気づけ子育て」を紐解く② ~"好き"を深める仕掛け〜
こんにちは、ぞみーです。
私がおすすめする子育て方法、「勇気づけ子育て」。
これからの世界で必要とされる、「探究力」を育てていくことができる子育て方法です。
(「勇気づけ子育て」の概要はこちらの記事からご覧ください。
「探究力」について詳しくはこちらの記事をご覧ください。)
この「勇気づけ子育て」、ブログを読んでくださっている貴方にもっと知っていただきたいので、いろんな角度から考え方をご紹介する連載を書いていきたいと思います。
我が家の子育てで実際に起こった例も交えて、より具体的な「勇気づけ子育て」をお伝えします。
昨日は、親としてあまり好きになってほしくないコンテンツでも子供の”好き”を尊重して見守っていたら、偶然にも世界が広がったという事例を紹介しました。(記事はこちらです)
子供の”好き”を深めよう
「勇気づけ子育て」には
"子供を一人の人間として尊敬信頼し、子供の力を信じて見守り、時にサポートする"
という考え方があります。
その考えに基づき、子供の”好き”が見つかったら、次に親ができることはサポートです。
子供が”好き”を深めていけるように、様々なものや体験を紹介していくのです。
例えば、戦国武将を好きになった我が家の子供たち。
はじめは日本の歴史漫画シリーズの一部分から始まった”好き”でした。
その”好き”をキャッチした私は、まず武将の伝記漫画や大河ドラマを子供たちと一緒に楽しんでみました。
そして、武将でバトルもできる戦国武将かるたを投入。
これが戦国武将に徹底的にハマるきっかけとなったのです。
男の子って、なぜあんなにバトルものが好きなのでしょうか(笑)
簡単なルールなので、何度も何度も兄弟や家族でバトルを行い、いつの間にかあまり有名ではない武将の名前もスラスラと言えるようになっていたのです。
さらに家族で帰省のついでや、長男のスクールが代休の時を狙って東京から日帰りで行ける城や古跡に行くようになりました。
これまで1年半の間に行ったのは、関ケ原、小田原城、上田城、彦根城、大阪城、名古屋城。
城攻めの前は、武将の図鑑や伝記、合戦大事典でその城にちなんだ史実を一緒に確認します。
ついでに東京から城がある地域までの生き方を地図でも確認。
「以外に近いね」
「彦根城は琵琶湖の近くだね」
などの会話を親子で楽しみながら、城攻めに向けてワクワクを高めます。
そして行った先では、併設する博物館や資料館で過ごします。
驚くべきことに、8歳、5歳の男児でも退屈することなく集中して静かに歴史的資料を見るのです。
まさに”好き”の力ってすごいと思う瞬間です。
このように武将に親しむ機会が増えてくると、子供たちは兄弟で武将になりきって武将ごっこをするようになりました。
その中で、よりリアリティを求めて軍配や本陣、鎧兜を手作りしています。
まさにクリエイティビティ発揮。
武将ごっこをするなんて、私としては思いもしなかった遊び方です。
子供はこんな発想をするのかと、見ていてとても面白いです。
まとめ
このように、「勇気づけ子育て」の考え方に基づいて、子供の”好き”をサポートすることで、子供は”好き”をどんどん深めていきます。
そしてその過程で、知識を得ることはもちろん、集中力や自制心、クリエイティビティなどの非認知能力も育てることができます。
まさに「探究力」の認知能力、非認知能力を同時に伸ばしていくことができるのです。
(「探究力」の認知能力についての記事はこちら、非認知能力についての記事はこちらです)
あなたも「勇気づけ子育て」の考え方で、子供の"好き"を深めていく子育てをしていきませんか?
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
次回は「子供の好きを広げて深める時の注意点」についてお話します。
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