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Englishプレゼンテーションから早期英語教育を考える

こんにちは、ぞみーです。

昨日は長男が通うオルタナティブスクールでEnglishプレゼンテーションがありました。

(オルタナティブスクールとは、文部科学省管轄外の学校です。シュタイナーやサドベリーなど、海外のカリキュラムを取り入れている学校もあり、最近増えてきています)

最近は公立小学校でも低学年から英語の授業がある学校も増えてきていて、子供達が英語に親しむ機会も多くなっています。

このスクールでも、1年生からネイティブの先生による授業が週に3回あります。

子供たちは、音楽に合わせてABC~といった授業ではなく、がっつり読む聞く書く話すの4技能を学んでいます。

各自の成果を発表する晴れ舞台

そんなスクールでのEnglishの学びの成果を発表するのが、昨日のEnglishプレゼンテーションです。

1,2年生は詩の暗唱、3,4年生は英語劇、5年生は自分の好きな場所についてのプレゼンテーション、そして6年生はもし自分が動物になったら…をプレゼンテーションするというものでした。

それぞれの今の英語力で一生懸命自分の課題に挑戦する様子を、オンライン配信を通してほほえましく見させてもらいました。

1年生はとにかく一生懸命な姿が可愛いですね。

元気いっぱい、振り付きで詩を暗唱する子、いつものプレゼンテーションでは固まってしまうのに今回はちゃんと言えた子・・・

個性豊かで素敵な子供達ばかりです。

2年生は、1年生の時よりも長い詩を暗唱していました。

途中つっかえてしまったり、止まってしまっても、大勢の観客の前で暗唱することにチャレンジしたことが素敵ですよね。

3,4年生はとにかく楽しい劇で、本人たちも楽しそうに演じていたのが印象的でした。

劇はセリフを覚えておしまいではなく、動きをつけて周りと合わせていかなければなりません。

その意味では、1,2年生よりもまた一段と高度なことにチャレンジしていたのだなぁと、子供たちの成長過程を見ることができました。

そして印象深かったのが、5年生です。

自分の好きな場所についてプレゼンテーションするので、みんなイキイキしていたんですよね。

鉄道大好きな子なんて、北海道のある特定の駅が好きだーなんてプレゼンしていて、らしさ満開でした。

どの子達も、自分の好きなことをみんなに伝えたい!という想いが伝わってきて、大切なのは英語力うんぬんよりもこの気持ちだよなぁと、ひとりで頷いていました。

そして6年生。もし自分が動物だったら何になりたいかを、理由と共にプレゼンしていました。

この理由がまた、それぞれの子供によって違うので面白いんですよね。

なるほど~と思わせるような理由や、くすっと笑える理由もあったりして、小学6年生ってこんなことを考えているのかと、彼らの頭の中をのぞき見させていただいたような感じがしました。

おうち英語育ちの長男のプレゼン

全体的にはこんな感じのEnglishプレゼンテーションでしたが、我が家の長男はどうだったのかについて、お話しさせてください。

我が家の長男は2年生。英語の詩を暗唱していました。

実は1歳の時から、おうちで英語のテレビを見たり、英語のコンテンツをずーっとかけ流したり、本を読んだりする「おうち英語」をやってきていました。

今は毎日30分の英語TV視聴と、英語の本を1冊読むことを続けています。

そのためスクールの英語の授業でも、2年生向けの課題を終えたら別の課題をもらってやるなど、長男のレベルに合わせたことをやらせてもらっています。

そして今回のプレゼンテーションでも、他の子よりも長い詩を課題として指定されたそうです。

だから、なかなか覚えることができなくて、プレゼンテーション4日前まで「やばい~~覚えてない~~~」と言っていました。

それなのに、家では何もしないのです。

他の2年生の詩は完璧に暗唱して、「これ誰の詩だと思う?」とか言うので、私は苦笑いです。

他の子の詩の暗唱なんかせずに、自分の詩の練習しなよ・・・

と内心思いつつ、「勇気づけ子育て」の

"子供を一人の人間として尊敬信頼し、子供の力を信じて見守り、時にサポートする"

を思い出して、手出し口出ししたい気持ちをぐっと抑えて見守っていました。

そうしていると、やっと本番4日前に覚えられたと報告してくれて、一安心。

本番では長い詩をスラスラと暗唱できていて、毎回ちゃんと本番に合わせてくるのは流石の一言でした。

早期英語教育を考えてみた

こんな長男の様子を見て、早期英語教育について少し考えてみました。

SNSを拝見していると、未就学児の頃からおうちで英語教育をするご家庭が増えてきているように思います。

小学校で英語の授業が入ってきたことにより、早期英語教育熱が高まっているようです。

一方で、外国ルーツもない純日本人が、小さいころから家庭で英語をするなんて必要ない、大きくなってから留学すれば何とでもなるというご意見も一定数あるようです。

ですが長男の様子を見ていると、小学校に入った時点で発音も良く、読む聞く話す書くの4技能に対するハードルがほとんどないので、早期英語を実施することは悪くないと思うのです。

それに、このまま長男の英語力がどこまで伸びていくか次第ではありますが、高校や大学、社会人になって学びたいことが出てきた時、英語ができるというのは大きなアドバンテージになります。

まず英語「を」学ぶことから始めるのではなく、英語「で」学ぶという選択肢も持って学びを進めていけるのですから。

さらに、これは私自身の経験からですが、グローバル化が進む世界で仕事をするとなると、英語が自由に使えるというのはプラスでしかありません。

社会人になってからも、会社員として、起業家として事業を進めていくためには、学び続けることは必須です。

限られた時間の中でいろんな学びを進めなければいけないのに、そこに「英語を学ぶ」ということが入ってこないだけでも、大きな大きなアドバンテージだと思うのです。

単に学校の授業で一歩抜きんでるためとか、中学受験に有利になるようにといった理由だけではない、その一歩二歩先を見据えた理由から、早期英語教育をやっていくことが、大切なのではと思うのです。


では本日はこの辺で。

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