事例で学ぶ経営学

レポートやプレゼン、インプットに活用ください! 「わかりづらい…」「難しい…」 そう思…

事例で学ぶ経営学

レポートやプレゼン、インプットに活用ください! 「わかりづらい…」「難しい…」 そう思って離れてしまった経営学も事例で学べば、わかりやすく、面白い! 初心者の人も、1度あきらめてしまった人も、現役バリバリのあなたも私と一緒に経営学を楽しみませんか?

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Netflixのライバルはワイン!? 事例で分かるジョブ理論

作れば売れる、新商品が発売されたら飛びつく、流行りのものを所有していることがステータスという時代は終焉を告げ、「ニーズがある」という漠然とした理由ではいまや商品は売れなくなってきました。この物質的に飽和した現代で必要な考え方がジョブ理論です。 ジョブ理論はジョブ・雇用・解雇という独特な表現を用いるのですが、これはアメリカ出身の経済学者であるクレイトン・クリステンセン氏が考案したからですね。 ひとまず「ジョブ=用事」「雇用=購入」「解雇=購入の中止」と理解しても差し支えありま

    • 赤字の第3セクターが必要な訳

      マグネット商品やトラフィックビルダー、ロスリーダーという言葉を聞いたことがありますか?これは小売店舗内での集客の役割を持つ商品を指す言葉です。 コンビニエンスストアでいうところの「おにぎり」や「お弁当」、スーパーマーケットなら1パック100円で安売りされている卵などがこれにあたります。 原価ギリギリ、もしくは赤字でもお客さんがほかの商品を買ってくれれば、マーケット・バスケット全体では元が取れるというわけです。 マグネット商品やトラフィックビルダー、ロスリーダーはなにも商

      • 「他店対抗価格」は”脱”価格競争への布石!?

        誰しもが1度は目にしたことがある、「他店対抗価格」という言葉。  これは当店より1円でも安く売る店舗があれば、その価格で販売するという意思表示ですが、実はこの「他店対抗価格」は価格競争をしないための布石なのです。 直感的には、どこまでも価格競争に食らいつくという決意のように見えますが、実は違います。例を用いながら考えてみましょう。 あるところに、「安売り電機」と、「他店対抗電機」がありました。ある日「安売り電機」はテレビの安売りをすることにしたので、CMとチラシを作りま

        • 製品広告なしで、年間79億本の売り上げ!? 「話題のコンテンツマーケティング」

          獲物を狙う企業と、消費者。マーケティングと聞いてこう考える人も少なくないでしょう。しかし現代のマーケティングでは、製品を押し付けるのではなく、消費者と関係を築くことや、その目線で考えることが求められます。今回は広告で製品を前面に押し出すことをしない企業を2社 紹介していきます。 レッドブル Red Bull レッドブルは言わずと知れたエナジードリンクメーカーですが、彼らは、「私たちは飲料を販売しているメディア企業である。」と自称しています。 HPやYouTubeのチャン

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          抗いがたい 依存症ビジネス

          数分の休憩のたびにSNSを確認してしまったり、せっかくの休日をyoutubeや連続ドラマの視聴に費やしてしまったという経験がある方も多いのではないでしょうか。私たちは自らの意思で行動しているように思えますが、現代の製品やサービスの数々には、私たちを依存症に陥れるテクニックが組み込まれているのです。ここからは、依存症ビジネスとも称される製品を紹介していきます。 インスタグラム インスタグラムの画期的かつ強烈な依存を生む要素として、フィルター機能を持つカメラとSNSの融合があげ

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