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製品広告なしで、年間79億本の売り上げ!? 「話題のコンテンツマーケティング」

獲物を狙う企業と、消費者。マーケティングと聞いてこう考える人も少なくないでしょう。しかし現代のマーケティングでは、製品を押し付けるのではなく、消費者と関係を築くことや、その目線で考えることが求められます。今回は広告で製品を前面に押し出すことをしない企業を2社 紹介していきます。

レッドブル Red Bull

レッドブル ロゴ


レッドブルは言わずと知れたエナジードリンクメーカーですが、彼らは、「私たちは飲料を販売しているメディア企業である。」と自称しています。

HPやYouTubeのチャンネルをのぞいてみると、サーフィンやスケートボード、ラップなどのコンテンツばかりで肝心の商品は見当たりません。

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red bull 螺旋

これがレッドブルのマーケティング戦略です。ターゲットとする消費者へ良質なコンテンツを届けファンにすることで、愛着をうみだし購買へとつなげているのです。結果として2020年にレッドブルは79億本もの販売を成し遂げました。

北欧、暮らしの道具店

北欧、暮らしの道具店


北欧、暮らしの道具店もレッドブルと同様、製品をぜんめんに押し出したプロモーションを行いません。その代わりに「ビデオ」や「よみもの」といった媒体での広告を行っています。

内容はアーティストへのインタビューや、料理動画、マッサージといったものまであります。

北欧、暮らしの道具店 スクショ

スタッフの朝食 特集

このようについつい真似したくなる暮らしや、生き方にスポットを当てたコンテンツの提供はファンの創出に大きく役立っています。

今回紹介した企業の戦略はコンテンツマーケティングと呼ばれるもので、見込み客を引き付け、愛着を持たせることを目的とします。

コンテンツマーケティング 図解

このようにしてファンになってくれた顧客は、長期間 商品を購買してくれたり、より多くの買い物をしたり、良い口コミを発信したりと企業に大きなメリットをもたらします。ところで、あなたの会社の製品は簡単に乗り換えられないロイヤルティを獲得できていますか?




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