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星野維人
2022年3月20日 19:56
子供の頃、風邪をひいてよく学校を休みました。家で寝ているときに気になるのは勉強のことより仲のいい友達のことです。彼らは今、誰と何をして遊んでいるのか、そればかり気になって落ち着いて寝てなんかいられないのです。自分だけが取り残されてしまって、淋しいような切ないような、布団の中でそんな思いにかられたことを今もはっきり覚えています。 2018年 5月
2022年3月13日 15:01
私は子供の頃、おばあちゃん子でした。あの頃おばあちゃんが言ったことばの何気ない一つひとつが、長い人生を生きてきた経験から悟った重く真実味のあるこどばなのだと今さらながら気づかされます。それはどんな哲学書や思想書にも載っていない、大切な言葉のように今は思えます。 庭先に自転車を止め玄関を入ると、ピアノが奏でるジャズのメロ