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【いざ宿泊学習】



 5月29日水曜日。1週間前の天気予報が嘘であるかのような晴れ。

 
 
 驚異的な晴れ男ぶりを発揮した男です。

 
 いや、この子たちの日頃の積み重ねです。

 
 木曜日と金曜日は更新できなかったので、この土日にいっぱい更新します。

 宿泊学習の景色をともに参加しているかのようにお家の方と共有したい思い
 
 そんなこんな学級通信をいつものように書いているわけですが(もちろん宿泊中も)、とにかく撮れ高が良すぎて、、、。

 どうやってまとめていく本当に悩ましい。

 ありがたい悩みですけれど。

 まあ、悩まず考えていきます。

 とういうわけで、ここ何日かは宿泊の様子やそこで見られた成長や課題について。
 
 いつも通りの時間に登校してくる子どもたち。
 でもやっぱり表情は、また一段と明るく、こみ上げるわくわくを抑えきれない表情。
 
 全員が登校。

 それに気付いた仲間が「よかった!!!全員揃った!!」と自然にポロっと言葉を漏らす。その一言。たったの一言。でもこれが、どれだけ温かいことか。

 そして、拍手が沸き起こった。
 
 短い朝の時間。テンポよく確認事項と連絡を済ませる。
 一番に確認したのは、目標。自然生活体験学習を通して、どこを磨いてくるのか。

 子どもたちは、即答。
 「新しいつながりを生み出す」
 「自分で考えて行動する力」
 「自然に親しみ、感じたこと学んだことを他者に伝える」
 
 すぐにしおりの振り返り1日目を開く。「け」と書く。「計画」です。
 
 それぞれのしおりに、1日目をどう過ごしたいのかを書く。
 
 「あいさつとプラス一言を伝える。」「新しいつながりを生むために、困っている仲間にいち早く気付いて寄りそう。」など、25人が25人の目標をもって、中庭の出発式へ。

 そんな教室を出る前も。
 
 仲間の探検バッグを配ったり、最後の忘れ物確認をしてから外へ出る仲間たちが。
 まさに、クラスのことを「自分事」として捉えている。

 私が職員室から、荷物を出したりなんだりしてると、中庭にはもうすでに整列する子どもたちが。
 
 8:40。
 指示がなくても、出発式開始。
 「自分で考えて行動する力」とは、こういう力だと。
 
 大きい荷物をいざバスへ。
 
 今回のスクールバスは下に荷物を入れる場所がないため、後ろの座席に荷物を積みます。

 そこで早速協力ゲーム。
 
 バケツリレー方式で、ガンガン詰め込んでいく。
 
 自然とみんなが一列になり、「はい!はい!もう少し!いいぞ!」と声を掛け合いながら。
 
 「これが協力だ!」「重い?大丈夫!大丈夫!」
 本当にポジティブな声が自然に出るクラスだ。

 ややもすれば、重くて大変で、ネガティブになる場面。
 
 それどころか、爽やかに。協力場面だとポジティブに捉えている。
 
 見事な協力プレーで、積み込み完了。開始5分で、手を貸し合い達成感を味わう笑顔。

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