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【とりあえずやってみる】


 そんなこんなで、先週の金曜日に瀬戸SOLAN小学校にお邪魔して、渡辺先生の学級に1日お邪魔したわけですが、その学びの量がもう本当に半端ではなくて。

 振り返りを文字起こししたところ、2万字もの量になっていました。

 本当に、書いても書いても溢れ出てくる学びの泉という感じで。

 参観中何度も、頭がオーバーヒートした感覚すらあったほど。

 名古屋からの新幹線で書き綴っていたんだけれど、本当一瞬。

 2時間40分が一瞬に感じるほど、振り返りの文字起こしに熱中していた。

 結局、移動の新幹線では書ききらず、帰宅後も日を超えるギリギリまで。翌朝も4時30分に起きて、パチパチと。

 
 参観翌日も一緒に、栃木から参観した仲間たちと喫茶店であれやこれやと話したり、日曜日の午前中もズームでまたリフレクションするうちに、また少しずつ整理されていった感じ。
 
 こうやって、まだ整理し切っていないときに、話をできる相手がいることが本当にありがたい。

 
 そしてまたそれを文字にしたりして。

 それで迎えた今週の月曜日。

 一番変化したことは、自分のマインドセット的な部分だと思う。

 「子どもたちから神馬先生はどう見えているか?」ここを考えながらの一日。

 きっと、なんとなく明るい奴だと思っているかな?

 リアクションが大きいめなやつと思っているかな?

 一緒に遊んでくれるやつだっと思っているかな?

 話が暑くなると長いやつだと思っているかな?

 励ましてくれるやつだなと思っているかな?

 ま、到底分かり得ないんです。

 分かり得ないからこそ、「どう見ているのか?」という点を問い続けるところの過程に価値が生まれるよう泣き出して。

 すると、自分にしかできないことっていうのが自然と見えてくる。

 しっかりと自分自身に矢印を受けて、改めて、自分の強みや弱みを発見してく。

 
 そうすると、3学期の目の前の子どもたちに成長があるのは、間違いなく自分の強みが出ている部分だと思う。

 今目の前の子どもたちの成長があるのは、間違いなく自分が担任として大切にしてきたことの積み重ね。

 だから、いい意味で、自信をもって立つことができたのだ。

 自分にしかできないことを毎日毎日積み重ねて、今目の前の子どもたちの成長がある。

 これは、誰にもできない自分にしかできないことなのだと。

 そうすると多少のことが気にならず、思ったこともスパッと言えるようなる。

 技術的な面でいうと、「重なりをつくる仕組み」をやってみた。

 

 活動と活動の間に、「次は〇〇です。」「いい?」などと、確認をして、全員にしっかりと伝えることばかりしか考えていなかったけれど、今回は、暗唱をしながら準備をしたり、九九を唱えながら準備をしたり、漢字ドリル音読の後にそのまま辞書引きに入ったり。

 活動と活動のグラデーションを意識して。

 まだまだそりゃうまいわけではないけれど、時と場合に応じて、この間の時間を削ったり、間を削いだりすることは集中力の持続や熱中を考えると、ものすごく効果を感じた。

 また暗唱にも早速挑戦。

 ちょうど詩の単元をやっていたので、そこで暗唱。

 追い読みをして、少しずつ暗唱へ。

 子どもたちは、見ないでも言えるという明確に「できた!」とわかるこの活動が大好きなのが伝わった。

 
 みんなの前で、暗唱に挑戦し、聞いてもらいたいという仲間が続出したほど。

 給食の準備中も、詩を唱えていた。

 
 
 
 最後は、活動量。

 授業開始5分の活動量をものすごく意識してみた。

 追い読み、音読、暗唱、工夫を発見したら立って発表、一押しの工夫を選択、選んだ番号を自己表現(立っていう)←誰でも言えるから

 リズムとテンポ、そのための重なりを意識して活動量を多めに設計。

 大きな声を出すこと、立ったり座ったりする動きを入れること。

 それらでエネルギーを放出させるイメージ。

 また、動きたくなる子にも合法的に刺激を入力する。

 すると、その後の学び合いでも書く時間でもスッと入り込んでいる感覚があった。

 
 変に長々と語りすぎてしまい、「いい?」と確認が多くなってしまって、やる気の火を消してしまっていたのかもしれない。

 とにかく、全体を見て、本気で観察して、全体の雰囲気や1人1人の表情に注目することで、変化に気づいていきたい。

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