評価で大切なこと
評価した結果も大切ではあるが、それ以上に大切なことがある。
それは、評価のプロセスの中にある。
掲げた理念やミッションと照らし合わせながら、
「美しい行動とは何か」「正しい行動とは何か」などを、
全員で話し合いながら考えていくことが、
会社にとって大きな意味をもつようになる。
会社から一方的に答えを与えられるのではなく、
年齢性別や肩書や組織などの立場に関係なく、
想いを共有し合うことに、そのような環境があることに、
大きな意義がある。
共有し合って考えた先に、
その会社なりの答えが、
その会社だけの答えが顕れてくる。
顕れた答えは、時間とともに変わるかもしれない。
このようなプロセスを踏んでいくことが、自ずと絶対評価に変わっていく。
評価で大切なことは、全員で確認し合い、想いや考えを共有し合うこと。
このような土壌を、文化を培う環境を整えることが経営者に求められる。
何よりも、
土壌や文化なくして新しい評価を採用することに、意味は全くない。
この評価のプロセスこそが、会社をマネジメントしていく上で重要となる。