私が出会ったホームレス達

日本で私が見たことあるホームレス達は、河原にテントを張っていたり、上野公園や通天閣の辺りを歩いているおじさん達だった。

関わることもなく、ただ通り過ぎる人達だった。

海外に行ったときに出会ったホームレス達は、違う行動をした。
こちらに関わろうとしてくる。

アメリカの中西部にある酒屋の前で出会った白髭のおじさんは、自分が欲しい金額を書いた紙をこちらに見せてくる。

ラスベガスで出会った若者は、今夜泊まる場所がないと言ってモーテルの1泊分だという$20を要求してきた。

2回とも他の人と一緒にいたけれど、怖くなった私（達）は彼らを無視し、その場から足早に去った。

背後からは、もれなくFワード*1が飛んできた。

はたまた、ポルトガルのリスボンで遭遇したホームレスはもっと「積極的」だった。

滞在していたホステルで出会ったアメリカ人女子大生と日帰り旅行*2に行こうとしていた私は、駅の券売機で切符を買った。

券売機から出てきたおつりを取ろうとしたら、さっと私の後ろから手が伸びてきた。

思わず「NO!」と大きな声を出したら、手の持ち主は去っていった。

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*1「Fワード」・・・こちらのnoteで詳しく解説されています。
知っておいたほうがいいですが、使うのはオススメしません。

*2「日帰り旅行」・・・この時はペーナ宮殿という森の中にあるおとぎ話のような所に行きました。

ポルトガルは、なんとなく哀愁が漂っていたり、日本人の舌にも合う料理やあちこちで印象深い出会いがあったので、また行きたいです。