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南仏へ。初めてのヨーロッパ。

Bonjour!
南仏の街ニースに行きました。

バカンス時期でフランス北部からたくさん観光客が来ていました。周辺のイタリア、スペインなどの国からも。
多様な言語、多様な人々が集まる地でした。似たような人がいる環境で過ごしていた私にとって、何かから放たれたような感覚がありました。

1度しか会わないようなお店の人、街の人ともBonjourと言える環境を、体験できて本当によかったです。

特に食べ物について、自分が日本にいたら考えられないような生活をしました。
少しの間あるご家庭にお世話になったのですが…

朝はle café、バゲットがお決まり。マドレーヌ、バター、マーガリン、コンフィチュール、バナナ、リンゴなども置いてあり、「ご自由に」方式。

昼はレストランでパスタ、リゾット、ピタパン、ステーキ&フリット、オイルサーディンなどなどから選択。

夜は前菜、メイン、チーズ、デザート。バゲット付き。
前菜はサラダ、生ハムメロン、サラミとパテ。メインは野菜のトマト煮込み、ポレンタ、パエリア…。チーズは各種、デザートはフロマージュブラン、フランススーパーのアイス、ムースオショコラ、フルーツ…。

この決まったルーティンに驚くと共に、日本では手を出さないような食事に少しの不安とわくわくを感じました。

生ハムとサラミとパテ

ある時、食事中に電話がかかってきて、チーズが下げられた後しばらく時間があった日がありました。もう終わりかな?とグラスを片付けようとすると、Dessert!と言われました。もし私だったら、遅くなりそうだし今日はいいやと思ってしまいそうです。そのお家ではデザートで夜ご飯を終えることが当たり前でした。

家庭にもよるかもしれないけれど、フランスはデザートまできっちりあることを体感できたのは、貴重な経験です。

もし、日本にフランスからお客さんが来て生活を体験してもらうとしたら…

こんなことを最近考えます。
お風呂の使い方はどう教える?毎日の夕食にお米と味噌汁は出していいのか?靴の脱ぎ着は?

異文化の中で生活したことがないと想像でしか補えません。しかし今回生活できたことで、以前よりは迎える側もできそうだ、と思えるようになった気がします。


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