Tips #40：偽らない。いつか真心と真心が出会う為に
真心で接しても
全員から真心を得られるとは限らない
それでもなお、私は真心のままでいたい
不純物のない関係は
真心同士の間でしか生まれないからだ
もちろん傷つく場合もある
けれど
99回傷ついた後に
1人のマブダチが出来るのなら
安いもんじゃないか
（692字・この記事を読む所要時間：約2分 ※1分あたり400字で計算）
私が真心で接しているのだから、きっと相手も真心で返してくれる。
ーーなーんて妄想は、多くの人が長年の社会生活の中で、いつかは捨ててしまうものだろう。
丁寧に接したつもりでも、相手にとってはただ図々しくて嫌われることもあるし、
誰に対しても正直にいようとすれば八方美人と言われ、
優しい気持ちで向き合おうと思えば、今度は優しさに付け込まれて利用されて終わることもある。
この世の中は、なぜか真心でいた方が、かえって傷ついて損をしがちだ。
だから心を閉ざしたがる人が多いのも理解出来る。
特に一度苦しい経験をしてしまった後は、どうせ踏みにじられるからと、気持ちを偽ったままの方が楽だと思いがちだ。
無理もない。
ただし真心で人と接するのを諦めた時から、人は本心をも押し殺すようになる。
本心を押し殺してしまうと、何が本当の自分かも分からなくなる。
そんな状態で、自分にとって最適な人間関係が何なのかももちろん分かるはずが無い。
そして「類は友を呼ぶ」という言葉があるように、偽り続けていると、今以上に偽りの人間関係が周りに集まるようになるのだ。
私はそれが怖い。
だから、何度傷ついても「誰に対しても素直に、真心で」をモットーにしている。
馬鹿正直のせいでいいように使われたり、軽くあしらわれ雑に扱われたりすることもあるが、
なんとかそういう意地悪な人達と上手く距離を取りつつも、諦めずに素直な人付き合いを心掛けている。
偽りのままでは、引き寄せてくる人間関係は100%偽りだ。
でも真心でいれば、たとえたった0.1%の確率だとしても、いつかは同じ真心を持って接してくれる人に出会える。
この小さな可能性が存在している限り、私は偽らない。
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