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婚活やってて顔に自信なくなった人へ

私の、婚活におけるダメダメさはすごい。

婚活パーティーに友達と行って、自分だけ誰ともマッチしない。マッチングアプリでは顔写真を送った途端ブロックされまくり、街コンでは連絡先を自分だけ聞かれない。

結婚相談所では、相手からの「お断り」理由をコンシェルジュが分析してくれるのだが、圧倒的に「顔」だった。

男性から見て、私の顔って相当ブスなんだな…。

家族も、友人も「そんなことない!」と言ってはくれるが、結果が結果だけに立ち直れなかった。

ただ、5年婚活をやってやめた経験から、わかることがある。

根本の原因は顔ではないし、あなたは絶対にブスではない。

外見の重要性

これはもう仕方のないことだが、男性は女性に比べて外見重視の傾向がある。

街ゆくカップルを見ていても、彼女が美人で彼氏が今ひとつ…はまぁまぁいる。しかし、その逆は少ない。

婚活をして分かったのは、男性は美人が好きというより「かわいらしい雰囲気」が好きなのだ。守ってあげたくなる感じ、というか。

婚活ファッションが、基本的にフェミニンでゆるふわなのは、おそらくこの「かわいらしい雰囲気」を演出するためだ。

ただ、この服装が似合わない人もいる。私がその1人だ。どうしても「無理して着ている感」が出てしまう。

それもそのはず、私はフェミニンな服装が大の苦手。完全に無理して着ていた。

また、顔の問題。私の印象では、婚活パーティーなど集団系において、AKBにいそうな感じの女の子が人気だった。

AKBは、「クラスにいる可愛い女の子」がコンセプトだと聞いたことがある。つまり、がんばれば手の届きそうな感じ。

当然、私はそんな顔ではない上にモテる顔でもないので該当しない。

私のように服も顔も両方該当しなくて婚活も惨敗………

そんな女性に覚えておいてほしいことがある。

ズバリ、好きな服を着ればよい。

無理して婚活ファッションの限界

私の好きな服装は、デニムスタイル。

スキニーデニムに、上はカットソー、アウターはレザーやジャケット。(その他、メイクは黒アイラインに赤リップで、髪もストレートロング)

ただ、婚活でデニムはカジュアルすぎる。しかも、ある男性から「性格がキツく見える」と言われてしまった。

それから、長らくこの服装は封印していた。

たまたま、婚活のあとに大学時代の仲間と合流したときのこと。

男性の先輩に、「あれ?今日の服なんか違う」と言われた。「なんか、いつものお前らしくないね」と。

お酒の席だったので、私は正直に婚活していること、悩んでいることを話した。先輩は終始「おいおい」と半笑いだった。

先輩の話をまとめると、

服装うんぬんより、「結婚したくて必死オーラ」が怖い。男にとって結婚はすごく重いワードだから、そのオーラをまずどうにかしろ。
服装は、自分が好きな服でいい。俺はお前のいつもの格好、わりと好きだよ。男の好みなんて色々だから、こういうのが好きとか決めつけるな。
顔は…まあ可愛い方がモテるわな。でも、「可愛い」の基準も人によるから気にするな。そしてお前はブスじゃないから安心しろ。

…ざっくりこんな感じだった。

私の感想は、「いや、そんなこと言ってもどうしたらいいわけ?」。男性でいうスーツみたいに、婚活ではこれが正装なんだけど…。

と、思って気がついた。

婚活では、なのか」

好きな服装をした結果

婚活をやめて、好きな服装をするようになったら、いいことがいっぱいあった。

まず、「スタイルがいいね」「オシャレだよね」と褒められるようになったこと。ただし、女性から(笑)

デニムスタイルは、体の線がはっきり出るので避ける女性が多いようだ。「スタイルがよくないと似合わないから、うらやましい」との声もよく頂いた。

同時に、「個性があっていい」とか「大人っぽくて色気がある」とか、ありがたい言葉も貰えるようになった。ただし、女性から(笑)

女性からとはいえ、褒められると人間うれしいものだ。だんだん、「私は好きな服を着ていた方が褒められるぞ」と謎の自信がわいた。

また、自然と顔も褒められるようになってきた。

「大人っぽくて、綺麗な人だと思いました」とか、「かっこいい女の人が好きで」とか…今度は男性から。

ただ好きな服装に戻しただけで、何が起こったのか…

好きな服装→着ていて気分が上がる→笑顔が増える  →顔までかわいらしく見える

つまり、自分が楽しいと相手からも「いい感じの人」に見えてくるということだ。

「この服、あんまり好きじゃないんだけどな…」と思って一般的にモテるであろう服ばかり着ていると、雰囲気にそのまま出る。

服が似合わない、というより、似合わないと思って着ている気持ちが出る。

恐ろしいことに、それがオーラや雰囲気といった「どうしていいんだか分からんもの」なってしまう。

好きな服を着て、まずは「ご機嫌」になる方が大切。

自信がつけば余裕も出るので、ここで「結婚したくて必死オーラ」も薄まって一石二鳥である。

まとめ

婚活が苦しいとき、人はどうしても卑屈になる。

結婚したくて、一生懸命手を尽くしても断られたり、相手を好きになれなくて悩んだり…。必死だからこそ、「ここまでやっても、誰とも結ばれない」と絶望する。

特に、あきらかに「顔」で断られた場合はたまらない。顔は整形しないかぎり変えられないし、メイクも限界があるから手詰まりになる。

ただ、その手詰まりはチャンスだ。

もう、やるだけのことはやったのだから、好きにすればいい。

もちろん、結婚を諦める必要はまったくない。焦ったままでも大丈夫。

婚活ファッション、なんとなく好きじゃないんだよね!もう好きな服でも着て、出かけてしまおう!

このくらいのテンションで、オシャレなカフェでパンケーキを頬張るくらいのテンションでいてほしい。

たぶんパンケーキ食べてる顔、すごく可愛いから。

その顔が、とびきりのパートナーを連れてきてくれる。


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