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不思議なことは偶然じゃないんだ
『心の底からほしいもの』って、ちゃんと手に入るようにできてるんじゃないかな…と思う。
タイトルはホフディランの『コジコジ銀座』から拝借した。アニメ・コジコジの主題歌なんだけど、歌詞がすごく秀逸。
くだらない、ばからしいと思ってもそれがリアリティ。不思議なことは偶然じゃないし、壁の向こう側に見える世界は幻じゃない。案外、不思議なこと(たぶん奇跡とか)って身近にあるもんだよ。気がついて知ろう、難しくないよ。
私の解釈ではこんな感じの内容。
作詞したさくらももこ、恐るべし。
私にとっては、夫と出会いがまさに『不思議なことで偶然じゃない』と思っている。だって、それまで恋愛やら婚活やら、全力でやってもサッパリ悲惨に彼氏できなかったんだもの。
人に説明するときは、単純に「知人の紹介で出会い…」だけど、私は今まで「いろんな人に・いろんな人を」紹介してもらって、さっぱりうまくいかなかったし。
しかも、夫は住んでいる場所も、学んできたことや仕事も、興味や考え方も、全部違う。私が生活している範囲にはいないタイプ。
しかも、知人が私を夫に紹介した理由は、
「あいつ彼女いたことないし、口下手で女とうまく話せないんだよね。誰を紹介してもうまくいかないんだわ。お前は最後の砦だ!お前なら、ほっといても勝手に喋るし、ガツガツ行くからちょうどいいと思ったんだよね」
このように、人生は何がプラスに働くか分からない。壁の向こう側は、恋愛のチャンスが全くない、ただの飲み会に広がっていたのだ。幻じゃなかった。
恋愛ではひどい目、つらい目、みじめな目、恥ずかしい目…まるっと経験してきた。「もう婚活なんてやめたい。私っていったい何?」と何度思ったか。
それなのになぜか「絶対結婚したい!それだけは諦められない!」ところは頑固だった。まぁ、婚活5年もやって成果出なかったし、無駄に時間はかかってしまったけど(涙)
たぶん人って、心のどこかで言い訳をしたり、諦めたりしなければ『ほしいもの』が手に入るようにできている。
例えば、私の場合…
『もう結婚できなくてもいいや。そもそも、私って1人でも楽しめるし!趣味もあるし!今は独身の女性も多いし、離婚して子どもいたらもっとつらいし!年齢的に周りに流されて「結婚したい」って思ってるだけかもしれないし!』
…と、婚活のあまりのつらさに1人で言い訳していた。残念ながら、私は感情のコントロールが下手くそな上、恋愛体質しかも頑固。根性だけで、こんな思い込みできるわけなかった。
一時期、婚活を休んではまた始めたり、軸がブレブレの行動をしていたことがある。
①婚活で傷ついて「彼氏なんて別にいらないかも」と言い訳してやめる
②しばらくすると「このままでいいのかな?」と焦って婚活再開
①と②の無限ループ。
みじめに見られたくないから、周りには「私、結婚はどっちでもいいかな」とか強がる。周囲の人たちはそのまま受け取るので、誰も紹介してもらえなくなる。
そんな斜めな態度でいるから、男性のいいところなんて目につかない。「この歳になると男も女も残り物だし」とか、とにかく不平不満だらけになってくる。
「いい人に出会えない」「どうせ顔が可愛くないとダメなんだ」「男なんか嫌い」みたいな。書いてるとみじめすぎてホント恥ずかしい。
もし心の底から結婚したいなら
「言い訳しない」ほうがいいような気がする。
婚活がうまくいかないとか、彼氏がずっといないとか、状況は棚に上げていいから「彼氏ほしい!結婚したい!」部分だけは正直でいたほうが、絶対いいと思う。
それで何が変わるのさ?って感じかもしれないが。
それこそ、さっきの歌でいう『壁の向こう側に見える世界』なのだ。
恋愛や婚活に悩んでいる友達とか、そういうブログとかを読むと『コジコジ銀座』を思い出す。恋愛の歌ではないんだけど、サビの部分の歌詞を歌いたくなる。
キミのそばにも それはあるはずだよ
って。
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