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経験値、爆上がり!人生初、警察に通報された話

今のバイト先での相談支援最後の仕事ということで、予め取った約束通りの時間に訪問したのに、病状が悪く大量の煙草の煙と泣き叫ぶ声が隙間から漏れる中、通報。そして警察官到着。

1週間前まではご機嫌だったのにどうしたの?!

✳︎予兆✳︎

思い返してみると、8月に私がオーナーから一方的に「人件費を下げる為に基本給無しの成果報酬制に変えるから出社も不要。交通費も経費も出さない」と言われて以来、私は私物の携帯で連絡を取るしか方法が無かった。

とは言え、名刺に私物の携帯番号は書いて無いので、この方に限らず携帯からの一発目の電話は不審がられる事が多かった。(それまでは会社の固定電話から電話してたから仕方ない)

特にその方は何度電話しても何度訪問しても、電気も点いていてタバコの煙も漏れてくるのに、居留守でなかなかドアを開けてもらえない状況が続いていた。

なので先週、ワクチン接種に合わせてアクエリアスの大きなペットボトル数本と併せて名刺に携帯番号を書き足したものを玄関先に置いて、そのお礼の電話がかかってきたタイミングでようやく連絡が取れて訪問の為のアポ取りをし、今後携帯から連絡する旨を伝えた。

✳︎ まぁそんな日もある✳︎

だけど、その後ワクチンの副反応による体調の急な悪化でメンタル的にも悪化して、結局その辺りのアポや私からの連絡は携帯から掛かってくる事などの記憶も全て吹っ飛んで忘れてしまったのだと思われる。無念・・・

難しいよね。私が物陰に隠れている間、警察官の方は私の代わりにモニタリングの為の書類にサインを貰ってくれようとしてくれた。

けれど、ご本人は「アイツ(私のこと)はもう帰ったんやろうな!」「今は人と会いたく無いし、ペンを握れないからサインも出来ないし、会話も出来ない!!!」「お前も帰れ!!!」と言って泣き叫びながらひたすらタバコを吸いまくって酒と精神科からの薬を飲んで、取り乱し具合MAX。

それで結局、書類は新聞受けに投函して帰ってきた。これはもう、しばらくは訪看さんや完全にお手伝いさん扱いされてるヘルパーさんなど、部屋に入れるごく限られた人に任せ、あとは落ち着いた頃合いを見て仕切り直すしか無い。

まぁその頃には私は既に退職しているけど😇

✳︎精神疾患は長期戦&チーム戦✳︎

改めて精神疾患のケースワークって、本当に日々病状が激変するから難しいなーと思う。

自分としては、とりあえず近くの交番の警察官の方と情報共有できた事を社会的にセーフティネットが増えた事として一歩前進だと捉え、見守るしかない。ドンマイ!私。

✳︎ブラック企業で相談支援の仕事を終えて✳︎

9月が終わり、ようやく「引き継ぎ」という名目の「後任もおらずただ単に働けば働くほど赤字になる疑問だらけのボランティア生活が伸びただけの1ヶ月」から解放された!

赤字についても、恐怖の携帯電話代やFAX、コピー代は2万円以内で収まった。交通費も1万2千円で収まった。自宅の固定電話の請求額がまだなので、全て出揃ったわけではないけど、まぁ大体どれも想定程度で済んでとりあえず良かった。

「経験という現物支給の形で報酬は十分払っている」と真顔で言い、「『成果報酬制』って、何をもって成果と判断するんですか?」「せめて書面にしませんか」「それは法律的にアリですか?(実際は違法)」と問いかけても「まぁまぁまぁ、堅いこと言わんとやりながら相談していこうや」と言って、私のタダ働きを引き伸ばそうとするクレイジーなオーナーこそ、真っ先に精神科に診てもらい、パーソナリティ障害としてカウンセリングなり受けるべきだと思うけど、まぁそういうブラックジョークは置いといて。

オーナーとはそんな感じで会話が成立しないので、受理の記録を残す為に書留で退職願を送り、直属の上司には口頭で伝え、了承との交換条件で最短1ヶ月は残るよう言われた9/1。割り切って時間とお金と気力、体力についてはラストスパートと思い、諦め自腹を切り続けたこの1ヶ月は超絶忙しくて本当にあっという間だった。

精神福祉って、真剣にやっている人は、本当に真剣にやっているから、そういう意味では他社の人と関われる相談支援の仕事自体は、私にとって、とても楽しかった。

次は、「助成金で儲かるから精神福祉」じゃなくて、真面目に精神福祉をやってる人と仕事出来たら良いな。切り替えて10月。頑張ろう😊

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