土曜日の夜の話

 今日は特に何の出来事も起きなかった土曜日。それでも、本当に平和で幸せな一日だった。なんか胡散臭い言い方だけど。そう思ったんだもの。

土曜日は一週間の中で一番自由な気持ちで行動できるような日だと感じる。

平日とは違って授業や用事もないし、日曜日のような憂鬱さに囚われるようなこともない。

土曜日の夜。お菓子やジュースを飲んで少し一人で騒いでも、ゲームや映画を見て、夜更かししたりしても明日も休日だからと言い訳することができる。現実から一時的な逃避をすることができる。ちょっと後ろ向きな利点だけどね。

大学受験の時に通っていた予備校の先生が

「5日分の疲れが2日でとれるわけないじゃないですか」

みたいなことを仰っていて、何を言ってるんだこの人はって最初は思ったけど、よくよく考えてみたら面白かった。

そりゃそうだ。5日分のHPを回復できるほど、土日2日間の回復量は多くない。それが降り積もるといずれはマイナスまで足を突っ込んでしまう。

就職したらそんなことをより強く感じてしまうのだろうか。大学生の現状だって毎日をかろうじて繋いでいるような状態なのに困りますな。

そんなことをつらつら書いていたら、もう23時。土曜日の夜が終わってしまうよ。悲しいな。

ああ、明日は日曜日でさ。また憂鬱な気分になってしまうのかな。

そんな風に悲観的になるのはよくないな。それなら、明日は何をしようかを考えて寝るようにしようかな。

明日…あした、あした。

はて、何かしたいことはあったかな。

答えが出るかどうかは知らないけれど、とりあえず布団にくるまっていることにするよ。


気温が低くなってきたこの頃。もう冬になるのです。

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