献血の話

 数か月前、献血に行ってきた。本当はその日のうちに記事にする予定だったのだが、伸ばして伸ばして伸ばしきったところで、ようやく筆が動いた次第である…

実は献血自体は初ではないのだが、

・前回から約半年ぶりの献血だったので、勝手をほとんど忘れてしまった節があること。

・また、初挑戦となる成分献血だったので、全血の時よりは違った発見があったこと。

主にこの2つの理由により、改めて献血の流れについて簡単ではあるが皆さんにご紹介したいと思い、この記事を執筆した。



献血の流れ

献血所はこちらの秋葉原にある
『akiba:F献血ルーム』である。
私は毎回こちらにお世話になっている。

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*ちなみに写真は去年、初めて行った際に撮ったもの。この時はウルトラマンがショーケースに飾られていた。


 受付を済ました後、血圧の測定、問診を経て早速採血に移行する。


成分献血は血漿と血小板の2種類が存在するのだが、私の血液は血小板が少なめらしいので、今回は血漿を推奨された。

実際に献血の段階になり、ベッドに案内されると、看護婦の方が毛布をかけてくれたり、スマホを見ると話をすると、わざわざクッションを持ってきてくれた。
また、各ベッドにはテレビが備え付けられており、血液が抜き取られている間はそれで時間をつぶしてみても良い。身体が冷えないように毛布を掛けてくれるので、本当に至に尽せりである。


後は、大体30分ほどベッドの上で暇を潰していれば問題なし。

全血献血と異なるのは時間がかなりかかることと、遠心分離器によって「血液成分」を抜くため、血が頻繁に出入りするという事だ。(ちなみに戻ってくる血液にはクエン酸が入っているらしい)


その後は看護婦さんの案内の下、献血を終えて従業員の方から献血後の注意点等の軽い説明を経て、献血は終了となった。


確かこの時は季節が夏だったため、献血が終わった後はアイスが無料で一つ貰えた。

従業員の方に言われたのがとにかく水分補給をするのが献血後は大事だという事だ。とくにこの時は夏場だったため、気を付けないと貧血で倒れてしまう人もいたとか。



献血の動機

献血に行く動機は何でもいいと思う。
純粋に人の役に立ちたい!とか、お菓子やジュースが無料で飲めるから。など、何だっていい。

ちなみに私の動機としては、「人の役に立っている」という実感が得られるという唯一の機会だからというのが動機だ。(自分で書いていて少し悲しくなるが…)

献血自体が完全なボランティア精神で成り立っているのだ現在の状況であるため、どのような理由にせよ「献血」という行い自体が咎められることなどは絶対にないため、興味本位で行ってみてもいいのではないだろうか。

「偽善だ」と口やかましく言う人に関しては「ああそうだよ」と開き直っていればいいと思う。




現在、コロナの影響で献血の機会が減ってしまっている昨今。


ぜひこの機会に、いやこの機会だからこそ、献血に行ってみてはどうだろうか。

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