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顧客の悩みを聞ける人になるために①

■悩みを聞ける人間は起業に向いている
いきなりですが…
❑ビジネスの極意はなんでしょうか。

むずかしく考えれば考えるほど正解から遠ざかっていきます。
答えは単純でひとつだけ。
世の中の答えは、この一つをいろいろむずかしく言い換えているだけです。

☆ビジネスの本質はお客様の悩みを解決すること

これにつきます。

ということは、お客様が自分に悩みを打ち明けてくれない人は、営業マン失格となってしまいます。

さらに、お客さんが悩みを打ち明けてくれない人は、起業はできないことになってしまう…。

そして、ここでこのように言い換えてみましょう。

❑親友が作れる人の極意はなんでしょうか

答えは単純です。

☆友達の悩みを聞かせてもらえる人間になること

です。

ここで、まぎらわしいのがこれです。

「友達の悩みを聞いてあげること」

断言しますが、この人は親友はいつまでたってもできないでしょう。

なんでかというと「悩み聞いてあげるよ、さあ、言ってご覧」というすげー上から目線の人に悩みが話せるわけがないからです😅。

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これは、親が思春期の子供に話をするときのことを思い出してもらえるといいかも知れませんね。

思春期の子供の口を割らせる(笑)こと。
これができれば、親合格。

同じように、友達の悩みを教えてもらえる人間になれば、親友ができる。

顧客の悩みを教えてもらえる人間になれば起業ができるわけです。

では悩みを教えて貰える人になるにはどうしたら良いでしょうか。
意外と難しそうですが、これができれば完璧です。

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悩みの「意味」を教えてあげられる人になる
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これにつきます。

悩んでいる人は、友達でも、子供でも、お客さんでも全員、なんでそこに悩んでいるのかが分かりません。

例えば、住宅営業マンのプロはこんな感じで営業します。

「どうしても自分の書斎がほしい」
これにこだわって、商談がまとまらない。
この家には、たしかにご主人の書斎スペースはない。

そこでその「意味」を探るのです。

結局ご主人は自分だけで帰ってきた後夜寝る前に一時間でいいから、一人になれる空間がほしいということでした。

そこで、別の物件をすすめるのは二流の営業マンです。

せっかく意味がわかったのですから、こう提案してみましょう。

「この家はダイニングルームが広めですので、そこを書斎にしてしまいましょう。

お子様が小さい時は夜になればそこは、あなただけの書斎になります。

お子様が成長したら食事が終わったら思春期の子供はすぐに自分の部屋に行きますよ」

「成長したらお子さんは家を出ていきます。その時は空いた部屋にリビングの書斎コーナーを移しましょう。その時にはご主人も会社をリタイヤして昼間からずっと書斎にいることができます。
それまでは、一家の大黒柱として書斎に入れるのは夜だけですよね。」

「だったら、リビングを書斎兼用ですこし豪華にしませんか。
お子さんがそこで宿題をするようになったら、教えてあげるなんていう、親子コミュニケーションもばっちりですよ」

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多分、これで話は劇的に好転するはずです。

悩みを聞いて相槌を打つのは、聞き上手なんかではありません。
そんなことは機嫌が良ければ誰にでもできます。

あまり全面的には信頼されないので、親友、頼りになる親、起業家になるにはまだ課題がありそうです。

その極意が「悩みの意味」を教えてあげられるようになるということでした。

次回は、これをもっと一般的にして、住宅以外でも悩みが聞けるようにしてみますね!

😀😀😀


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