112392959_心臓_心電図

実は、また手術することになりまして。

ジョグで脈拍が170・・・

10月の頭くらいから、なんだか
キロ5分くらいのジョグでも
ガーミンのウォッチで脈拍が170拍/分とか
表示するようになってきたんですよね。

その時は「あれー、なんか時計の調子が悪いのかなー」
くらいに思ってたんです。

ウォッチでは170くらいになってても
自覚的にはそんなに苦しくなかったんで。

でも10月の中旬に一度
20kmくらい走った後に麦茶飲んだら
急に脈が飛び始めたことがあって。

これはあれだ、完全に心房細動の症状だ、と
すぐにピンときました。

思い起こせば3年前の12月14日。

不整脈の代表的な手術である
カテーテルアブレーション術をやりました。

その時の写真。

これ、厳密には手術とは呼ばず「治療」っていうみたいなんですけど
雰囲気は手術そのものです。

で、この時は心房細動ではなく
発作性上室性頻拍症という症状の治療でした。

今思えば、こっちの方が「走る」上では圧倒的にしんどかった。

もう、キロ5分くらいのペースで
脈拍が200近くまで上がるので
もう、普通に走れません。

てか、その場でへたり込んじゃう感じ。

UTMFも、これでDNFだったし。
てか、UTMFをDNFしたから
カテーテルアブレーションを受けようって覚悟が決まったんだった。

で、治療後は症状は解消し
順調に走ってたんですけど・・・

実はその治療前にドクターから

「高岡さんは発作性上室性頻拍症の他に
心房細動の症状もお持ちなんですよね。

なので、1年後くらいにもう一度
そっちの治療もしなきゃいけないです。」

って言われてたんです。

ただ、症状が全然出てなかったから
急ぐこともないかなーと思い
先延ばしにしてたんですよね。

そしたら、10月の中旬にそんな感じで
走れるのは走れるし、走り自体は結構いい感じなんだけど
脈が飛ぶのと、なんか、適切に脈が上がってない感じがするし
寒くないのに、指先が冷えたりしてたり
ちょっと気持ち悪いことが数回あったので
ここはそろそろ、受診の頃合いかなと思い
11月1日に、葉山ハートセンターに行ってきました。

胸部レントゲン、心電図検査、負荷試験、胸部エコーと続き
担当の佐竹先生の診察になったんですけど
その時に言われたのが
もう走るのはやめた方がいいですね。」という
耳を疑うような一言でした。

特に胸部のエコー映像で、左心室から左心房に
少しだけ血液が逆流してるのを指摘されました。

どうやら、左心房があまりにも肥大しすぎて
僧帽弁に隙間ができてるらしい。

このままだと左心室にも負担がかかりすぎてよくないことと
あとは、左心房内の血流の淀みでできる血栓の問題を指摘され
「そう言えば、指先が異常に冷えたり
脈拍が上がんない感じがしてたのって
左心室のポンプ作用がバグってるからなんじゃねーか???」と
完全にビビってしまった僕にお構いなく
アブレーション術の説明が始まりました。

今回の術式は、「高周波ホットバルーンアブレーション」ってので
佐竹先生が推し進めてる比較的新しいものらしく
すっごくグイグイ説明されて
そこから治療日を決めるとこまで
僕が質問する隙間もなく、トントンと進んでいきました。

入院と治療日の日程を決めながら
「うーん、金輪際、もう走れないのかな・・・」とか
グダグダ考えてて
「先生、もう、金輪際、ずーっと走れないってことですか?」
って聞こうとしたんですけど・・・
「そう、もう金輪際、ずっとダメー」って言われたらどうしよう・・・
ってビビっちゃって
結局聞けず仕舞い。

まぁ、後から冷静に考えたら
どちらにしたって、今の状態だったら走れないんだから
アブレーション終わって聞いても、問題ないっしょー
と、開き直りましたw

今できることに集中しよう、と。

それで、こないだ開催された日光マウンテンランニングも
エントリーはしてましたけど
結局は走らず、クラブのみんなのゴールシーン撮影に
完璧に徹しました。

Nikonのミラーレス一眼持って行きましたけど
結局iPhone XSしか使ってない・・・。

ニコワンはただのネックレスと化してしまいました。


そんなこんなでここ2週間くらいは
ほとんどと言っていいくらい走ってないし
そしてここから治療日までも
走ることはないので
デブ街道まっしぐら。

でも、やっぱデブは嫌だ。

ということで、今できることってなんだろうって考えた時に
真っ先に浮かんだのが・・・

お酒との付き合い方をアップデートする

でしたw。

お酒飲まなきゃ
無駄に食べることもなくなるはず。

まずは、ウチでは飲まないようにして
外ではオッケーにする。こんなアップデート。

そしたら、心臓への負担も減るだろうし
夜の時間ももっと有効に使えそうな気がする。

というわけで、1月までとりあえず
走るのはお預け。

そもそも僕、小学生の時の健康診断で不整脈って言われて
大きい病院に精密検査受けに言った過去もあるし
親父も僕と同じ不整脈でアブレーションやってるし
そして、息子も生まれてすぐ不整脈って言われてたので
なかなかの筋金入りなんですよね。

なので、ここは神様から
「ちょっと休んどけよ」
っていうお告げなんだろーなと解釈してます。

まだまだやりたいことはたくさんある。

ちょうど前厄だし
じっくりいくことにします。


高岡 尚司(たかおか しょうじ) ゼロベースランニングクラブ・オーガナイザー 熊本国府高校陸上競技部長距離ブロックコーチ 鍼灸マッサージ師 ランニング足袋・開発アドバイザー ALTRA JAPAN アンバサダー 合同会社エフエイト・代表社員