【仕事の考え方】耳の痛い話を聞けていますか❓の話
<おじさんDX Vol186>
職場というのは、時に耳の痛い話を聞く事があります。
こうした際にその話を聞けていますでしょうか。批判されることに慣れていない人は、やや注意が必要なのです。
✅立場が高くなるほど、耳の痛い話がない
立場が高くなると耳の痛い話が、無くなっていく社風があるのです。社内政治もあるでしょうし、単に保身を考えての事もあるでしょう。
✅時として、有益な話も入って来なくなる
耳の痛い話は、時として自分の考えを改めたり、検証したりと実にありがたい存在なのです。物事が上手くいっている内は表面化せずとも落とし穴があるかも知れません。
軌道修正出来ずに、気付けば手遅れなんてこともあるのです。
人間は完璧ではありません。日頃から耳の痛い話が入って来ないようならば、一度自身の行なっていることを疑った方が良いのです。
✅耳の痛い話をして来る部下ほど貴重
上司なら、耳の痛い話をして来る「部下の気持ち」を考えてみませんか。
✅並大抵の覚悟ではないかも知れません。
✅それだけあなたの事を期待し信頼しているのです。
🍀きちんと話を聞かないと、信頼関係が崩れてしまいます。
ボロカスに言われると、疎ましく思う気持ちはあると思いますが、その言われている内容が、正論なのかどうかが重要であって、優先すべきことを間違うと「ゴマすり」が上手いだけが周囲に残ります。
組織として大きな損失なのです。
事例
✅周囲はYESマンだらけ。
✅出世する上司は、ゴマすりが上手いだけ。
✅誰も暴走を止められない。
こうした評判は、あっという間に従業員間で広まります。
もしその評判が本当なら、すでに裸の王様状態なのです。
✅耳の痛い話を聞く時のポイント
耳の痛い話をして来る部下というのは
✅組織において少数
✅特定の人物である
この耳の痛い話をして来る部下の話を聞く際のポイントは「正しさ」を判断するのです。
スルーするのか、ジャッジするのか
✅自分の為に言っている。
✅社会、会社、チームの為に言っている。
「自分の為」の話は、個人的な感情が絡んだ文句ばかりで正しくない事が多く、社会、会社、チームなど「他人の為」の話は、正しい事が多いです。(※あくまでも私の経験上です)
✅耳の痛い話を聞いても感情的にならない
対応としては、誠実さが大切と思います。
この時に正しくないと思っても感情的に突き返すのは「NG行為」です。話の中には「そんな事は重々承知している」と思うかも知れません。
部下は上司の葛藤まで理解していません。
後日でも良いので、説明し指導する必要があるのです。
こうしないと、何度も同じような個人的な話ばかり持ち込んで来るか、二度と耳の痛い話をしないだけでなく、距離を置くようになります。
✅信頼も期待も出来ない人に話すだけ時間の無駄と思われる。
✅言っても無駄となると、関心すらなくなってしまう。
✅本音を打ち明けないばかりに、不満が積もり積もる。
✅聖人君主ではない
上司も成人君主ではありません。部下から耳の痛い話をされた際に内心「イラっと」なる場合もあるでしょう。
これは双方に言える事なのですが、それ以上関係が崩れないよう、話の最後にこう言うと良いのです。
✅話をしてくれて「ありがとうございます」
✅話を聞いてくれて「ありがとうございます」
なかなか難しいのですが、ここがポイントです。この僅かな言葉が出ないばかりに、組織崩壊した会社を見てきたのです。
🍀聞く耳を持たないと大変な事になる可能性も...
「ならぬものは、ならぬのです」
🍀耳の痛い話をする部下は必要なのです❗
そんな、おじさんの話でした。
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